【きつくないけど驚くほど軽くなる】巻き肩・猫背に効く1分間の「寝たまま胸ほぐし」

 【きつくないけど驚くほど軽くなる】巻き肩・猫背に効く1分間の「寝たまま胸ほぐし」
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伊藤香奈
伊藤香奈
2021-10-14

エクササイズは、ツライほど効果があると思っていませんか?そんなことはありません。つらくなくても、強度がなくても効果を実感できるものはたくさんあります!今日ご紹介するのは巻き肩・猫背に効く1分のエクササイズです。テレビを観ながら、スマホで動画を見ながら、または寝る直前にゴロンと寝転がって…リラックスした姿勢で行えます!

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寝たまま1分、巻き肩解消!

巻き肩とは、肩が前に出て内側にねじれた状態になる現代病とも言われています。長時間、パソコンやスマホを操作する時に頭を下げて背中を丸めた姿勢をとることで、首・肩のコリや、腕が上がりにくいといった不調を引き起こします。身体に悪い姿勢を繰り返すことで不調が積み重なり、慢性的な肩こりや頭痛、腰痛を引き起こしてしまうことも。巻き肩のような姿勢からくる不調は、毎日起こることですから、毎日のケアが大切になります。

時々頑張るより、できることを毎日続けるのが大事

ダイエットでもトレーニングでも、「キツイ方が結果が早く出る」「結果が良く出る」と思うかもしれません。しかし、「やるぞ!」と決めて大きなことをやろうとするほど続かなかったという経験はありませんか?身体の変化を起こすには、強度よりも習慣化が大切。「強度の強いエクササイズを時々」行うより「簡単なエクササイズを毎日楽しんで行う」方が変化を起こしやすいかもしれません。もし、あなたが「ラクなエクササイズは効果が少ない(弱い)」と考えているのであれば、まずはその考え方から変えて、毎日続けられるエクササイズを2週間続けることからスタートしてみましょう。

毎日1分の巻き肩エクサを習慣に!

毎日、悪い姿勢で過ごす時間が多いという方は、ぜひこのエクササイズを習慣にしてみましょう。リラックスタイムや寝る前でもOK。左右10回ずつでも行うことが習慣化できれば、悪い姿勢の積み重ねでたまっていく疲労負債を軽減することができるかもしれません。

やり方

1)横向きに寝る。ローラーやクッション、枕等を頭の下に置くとラクに行えます

2)両手を横に伸ばし、手の平を重ねます。膝頭も重ねて骨盤を真横に向けます。

巻き肩
1)横向きに寝る。ローラーやクッション、枕等を頭の下に置くとラクに行えます
2)両手を横に伸ばし、手の平を重ねます。膝頭も重ねて骨盤を真横に向けます。

3)吸いながら上の手を背中側に開きます。目線も天井を見て、胸の前のストレッチを感じましょう。

巻き肩
3)吸いながら上の手を背中側に開きます。目線も天井を見て、胸の前のストレッチを感じましょう。

4)吐きながら2)の姿勢に戻ります。片側10回を目安に行いましょう。

巻き肩
4)吐きながら2)の姿勢に戻ります。片側10回を目安に行いましょう。

5)10回目は開いたまま5呼吸~10呼吸キープ。胸の前の心地よいストレッチを味わいながら、深く呼吸しましょう。

 

YouTubeで繰り返しみたい方はこちら

 

このほかの簡単エクササイズもチェックしたい方は、股関節ヨガチャンネルをチェックしてみて。 

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AUTHOR

伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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