【たった30秒で肩から腕まで軽くなる!】肩をほぐさない肩こりリリース

 【たった30秒で肩から腕まで軽くなる!】肩をほぐさない肩こりリリース
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伊藤香奈
伊藤香奈
2021-07-16

肩こりは放置すると、頭痛や眼精疲労にもつながり、全身の不調の引き金にもなりかねません。とはいえ、マッサージに行く時間もないし、誰かが肩をもんでくれるわけでもない…とお悩みの方は、筋膜リリースに使うフォームローラーを使って30秒で肩をほぐしていきましょう!

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30秒で肩こりを撃退するほぐし

肩こりといえば、肩もみ!と思っている方も多いと思いますが、実は肩をもむよりも即効性のある肩ほぐしがあります。それは、脇の下をほぐすこと!今回ご紹介するのは、筋膜リリースローラーを使って30秒揺れるだけの肩こり解消ほぐしです。

脇をほぐすと肩こりが治るのはなぜ?

「肩こりなのに脇?」と思ってしまいますが、実は脇の下にはたくさんの筋肉の付け根が集まっています。その中でも1番広い範囲で影響があるのが「広背筋」。広背筋は読んで字のごとく背中の筋肉と思われがちですが、実は上腕骨(腕の骨)から肩甲骨をまたぎ、背骨や腰骨にまで広がっている大きな筋肉。そのため、わきの下をほぐすだけで肩甲骨周りや背骨、腰回りまで筋肉がゆるみ、背面全体が緩むのです。

脇の下を30秒!ローラーにのって揺れるだけ!

百聞は一見に如かず!ということで、早速わきの下を筋膜リリースローラーを使ってほぐしていきましょう。ストレッチポールやヨガブロック、テニスボール等でも代用できます。

やり方

1.横向きに寝て脇の下にローラーをセット

肩こり
1.横向きに寝て脇の下にローラーをセット

2.まずは前後に揺れて硬いところをチェック(30~60秒)

肩こり
2.まずは前後に揺れて硬いところをチェック(30~60秒)
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2.まずは前後に揺れて硬いところをチェック(30~60秒)

痛みがある場合は、無理して動かずに圧迫をかけるだけでもOK

3.次に上下に体を揺らし、2でチェックした硬いところを中心にほぐす

肩こり
3.次に上下に体を揺らし、2でチェックした硬いところを中心にほぐす
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3.次に上下に体を揺らし、2でチェックした硬いところを中心にほぐす

4.胸を斜め上に向け脇の下から背中側をほぐす

肩こり
4.胸を斜め上に向け脇の下から背中側をほぐす
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4.胸を斜め上に向け脇の下から背中側をほぐす

片方の肩をほぐしたら、一度起き上がって腕を回したり体をねじったりして左右の差を感じてみましょう。肩だけでなく首や腕、背中~腰回りまで背面全体の軽さを感じることができるでしょう。道具がない場合は、横向きに寝て、わきの下(背中寄りの方)に逆の手でこぶしを作って当てて行うのも良いでしょう。

 

▼YouTubeで繰り返しチェックしたい方はこちら

 

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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