【オーガズムを得るために必要なこととは?】研究結果が示唆!オーガズムの鍵を握る「ボディイメージ」

 【オーガズムを得るために必要なこととは?】研究結果が示唆!オーガズムの鍵を握る「ボディイメージ」

ボディイメージはあらゆるところに影響する–もちろんベッドの中でも。

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オーガズムに悩んだことがあるのは、あなただけではありません。クリーヴランド・クリニックの調査によると、オーガズムは、性の健康と幸福の自然な一部であるにもかかわらず、膣内セックスで簡単に絶頂に達する女性はわずか10%で、全女性の約半数が定期的にオーガズムを感じるのは難しいと報告しているそうです。オーガズムにはストレス解消、幸福度の向上、免疫力の向上など、多くのメリットがあり、性的快感だけの問題ではありません。

オーガズムを得る上で、薬の服用、ホルモンの欠乏、健康状態、睡眠、パートナーの問題など、さまざまな要因が影響します。しかし、他にも女性のオーガズム能力にかなり影響することがあります、それはボディイメージです。

ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学大学とインディアナ州のヴァルパライソ大学の研究者が行った2020年の研究によると、自分のボディイメージに不満があると自己申告した女性ほど、オーガズムを得られない可能性が高いことが分かりました。(自分の体を恥じるがゆえ、ベッドの中に入りたくないかのように)。

オーガズムが得られない?ボディイメージがどのように作用しているか。

この研究は、257名の女性を対象に、ボディイメージと性生活について調査したものです。研究者たちは、4項目のアンケートを通じて、女性たちに自分のボディイメージの満足度を評価してもらいました。参加者はまた、性機能を評価するために設計されたアンケート、女性性機能指数から13の質問に答えるよう求められました。そして、研究者らは、このデータを使って両者の間のパターンを導き出したのです。

当然のことながら、研究者たちは、ボディイメージの低い女性はパートナーとのセックスでは一層オーガズムを達成することが難しいことを発見しました。しかし、自慰行為でもオーガズムを得ることが難しく、ボディイメージへの懸念は、他人からどう見られるかという心配をはるかに超えて、心に深く刻み込まれていることがわかりました。

ボディイメージとセックスの関連性はよく知られています。2010年の研究では、体重、体調、性的魅力に関する懸念が、女性の全体的な性的満足度にマイナスの影響を与えることが明らかになりました。また、自尊心の低い女性は、パートナーとのセックスが少ない傾向があります。

これらの研究結果には納得がいきます。つまり、自分自身と自分の体についてより良く感じれば感じるほど、親密な関係を求めて楽しむ傾向が強くなるのです。そして、頭の中でネガティブな自己暗示をかけなければ、性的なコミュニケーションはより楽しいものになるかもしれません。

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By ELLEN O'BRIEN
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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