理想的な人生に近づける?あなただけの”Intentional Word”を見つける方法

 理想的な人生に近づける?あなただけの”Intentional Word”を見つける方法
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過去2年間の教訓はどのようなものでしたか?きっと答えは人それぞれだと思います。けれどわたしたちの多くが「人生は短く予測不可能である」ということを感じたのではないでしょうか。そしてその教訓は、わたしには1日1日をどのように過ごすべきなのかをもっと深く真剣に考える重要性を教えてくれたように感じています。1日の連続がわたしたちの一生につながります。限られた時間の中をより有意義に豊かなものにするために今年は”intentional word”を考えてみませんか?

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"Intentional Word"とは

Sven Brandsma
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Intentional Wordって何?

Intentional Word(インテンショナル・ワード)とは、Focus Word(フォーカス・ワード)やPower Word(パワー・ワード)とも呼ばれている、ここ数年海外のウェルネス界隈でよく耳にするバズワード。その意味を、シンプルに言うと "決意表明 "と言ったところでしょうか。

この決意表明を毎日の生活の中で目にすることができる"1つの言葉"に絞りこんでいくのが、Intentional Wordのポイントになります。

自分の価値観にあった言葉を選ぶ

そもそもIntentionalとは、”意図的な”という意味を持ちます。意図とは、つまり”自分の基本的な信念や価値観を理解し、その価値観に沿った人生を積極的に歩むこと”を指します。

つまり、Intentional Wordを選ぶことは、自分の価値観や信念に沿って目標達成への道を切り開く道標となるのです。

自分の価値観を日常的に活用することが、人生を受動的に生きるか、それとも意図的に生きるかの分かれ目となるのではないでしょうか。

自分の人生は紛れもなく、自分のもの。自分がどうなりたいか・自分がどう生きたいかは、自分で決めることができるはず。自分の信念や価値観に合わな選択をしないためのリマインダーとして活躍してくれるのがIntentional Wordというわけです。

"Intentional Word"の見つけ方

Andrey Novik
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1. 自分に質問をする

まずは、「今年どんな1年にしたいか」「どんな自分になりたいか」と言った願望を整理していきます。そのために、わたしがいつもしているのが自分に質問をすること。以下を例として参考にして下さい。

・「何を成し遂げたい?」: その年(もしくは、その月、その日)のうちに達成したい目標や作りたいアイデアを書き出す。

・「周りの人たちにどんなメッセージを伝えたい?」:  自身がどのような人間になりたいか、そしてそれが周囲の人々にどのような影響を与えるかを考える。

2. 言葉を選ぶ

1の質問に対する答えが決まったら、自分の言いたいことが集約されている言葉を探します。ここがキーポイント。だからこそ、時間をかけてゆっくり行うことが大切。以下は、わたしがよく利用する言葉の選ぶ方法です。

・辞書と類語辞典を活用: 気に入った言葉の定義と同義語を調べ、その中から、自分が惹かれる定義やそれに続く言葉を選ぶ。

・看板や広告: お店や公共交通機関で見かける看板や広告などに注意深く目を向ける。

・思いついたものを書き出す: 30分ほど思いつきの文章を書き、読み返す。気づいたことを書き留めとめたり、語源本や類義語辞典を使って共通のテーマを探していく。

・アート鑑賞: 音楽、ダンス、絵画、コラージュ、彫刻など、自分らしく感じられるアートからヒントを得る。

今日から豊かな人生を過ごすために

STIL
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もしかしたら1年のはじめに決めた言葉は、変化をするかもしれません。それは、わたしたち人間は自然の一部であって、季節や環境によって変化を続けていく生き物だから。

例えば、引っ越しや職場、学校など環境が変わって、付き合う友達が変わったら、価値観が変わるなんてことも決して珍しいことではないはず。

大切なのは意図を持った選択をしていくこと。たとえ、言葉が変化したとしても、その時の自分の信念を貫き通すことができれば、悔いは残らず、1日1日を全うすることができるのではないでしょうか。

”なんとくなく”生きている人が多い世の中で、意図を持って生きていくことは自分の人生を豊かにする方法だと信じています。

1日1日の積み重ねが一生です。

限りある一生を「楽しい人生だった」と言えるようになれれば素敵ですよね。

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AUTHOR

桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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