【瞑想がニガテな方へ】書いて心を整える、書く瞑想「ジャーナリング」をやってみよう
心を整える方法のひとつとして、瞑想は有効な手段です。しかし、「じっとしているのは少し苦手」という方もいるのではないでしょうか。今回は瞑想の中でも、書いて心を整える「ジャーナリング」についてご紹介します。
瞑想に集中できない!
胡座で座って目を瞑り、意識を「今」に集中させる。瞑想は、とてもシンプルなものです。しかし、シンプルなものほど難しいというのは、実際に瞑想を経験された方ほど感じていることではないでしょうか。目を瞑ったそばから考え事が頭に浮かんで困った!なんて経験がある方も多いはず。
そんな経験がある方にオススメしたいのが、「書く瞑想」とも言われるジャーナリングです。
ジャーナリングって?
『The Healthy Mind Toolkit(原題)』の著者であるアリス・ボイエス博士によると、「ジャーナリングとは、起こったことを精神的に対処するため、20分かけて自分が抱いている感情を書き出すこと」と定義されています。
誰かに見せるためではなく、自分だけのために考えや気持ちをとにかく書き出すこと。この方法はメンタルヘルスを管理する上で有益であると実証されています。
ジャーナリングの効果
効果のキーワードは「解放と整理」です。
・悶々と悩んでいる状態から解放され、心がスッキリする
・自分自身を客観的に理解(把握)でき、悩み事が整理できる
私たちは、社会生活を営む上で、多くの人と関わっています。日本では「空気を読む」ことが良しとされる傾向があり、気づかないうちに自分の考えを脇に追いやり、内側に悩みのループを作ってしまいやすい状態になっています。そんなループを「書く」ことによって断ち切ってくれるのがジャーナリングです。内に溜まった自分の感情を外に出すことでスッキリとし、考えが可視化されることによって心の整理ができるようになります。
ジャーナリングの実践方法
やり方は簡単です。用意するものは紙とペンだけ。
- 実施する時間を決める(ボイエス博士の定義では20分と書かれていますが、目安なので5分でも10分でもOK)
- テーマを決める(任意)
- とにかく手を止めずに書き続ける
- 見直して振り返る
ポイントは頭の中に思いついたことを、とにかく手を止めずに書くことです。テーマは決めても良いですが、もやもやしている人は今、感じていることをそのまま書き出すことがオススメ。書き方にお作法などはありません。脈絡がなくても、もちろん大丈夫!
書き出す前と書き出したあとでは、きっと自分の気持ちに変化を感じられるはず。
とっておきの一冊を作ろう
「ジャーナリング、私に向いているかも」と思っていただいた方には、1枚の紙に書くだけではなく、ジャーナリングノートをつくって頂きたいと思います。週単位、月単位などで振り返るときにも使えますし、何よりお気に入りのノートは気分をあげてくれます。
"自分だけの気持ち"を書き出すノートなので、オーダーノートを作ってみるのはいかがでしょうか?
東京・蔵前に店舗を構えるカキモリは「自分のために、大切な誰かのために、「書く」ことを楽しむ」をコンセプトにしたブランドです。まさに、ジャーナリングにぴったり。カキモリでは店舗ではもちろん、オンラインでもオーダーノートの作ることができます。作ったノートは中紙の交換ができ、ずっと使い続けることができます。(ちなみに上記実践方法の写真はカキモリで作ったノートです)。
瞑想が苦手という方でも効果を実感しやすい、"書く瞑想" ジャーナリングをご紹介してきました。ジャーナリングをステップにまた通常の瞑想を楽しんでみると、今度は違った体感になっているかもしれません。ぜひ、試してみてください!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
Akane
「ゆるいオーガニック」を提案するライフスタイルブランド「HEY!LUCY」の裏方。IT企業の会社員から一冊の本を読んでオーガニックに興味を持ち、ブランドを立ち上げることに。フリーランスエンジニアとして独立し、ブランド運営とのパラレルワークを開始。本とパンと睡眠が好きな、少々面倒くさがりの30代。 Instagram: @atou.organic / ブランド https://www.heylucy.life/
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