【ふるさと納税 × オーガニック】安心安全な有機野菜を簡単・お得に生活に取り入れる方法
オーガニック(有機栽培)に興味を持ったときに検討してほしい、ふるさと納税を活用して楽しむという方法についてご紹介します。
ちょっと分かりにくい "オーガニック” と ”ふるさと納税” をカンタン解説。
はじめに、それぞれ一言で表すと、
オーガニック(有機栽培):
「農薬などを使わない土で農作物を作る、ひとや環境にやさしい農法」
ふるさと納税:
「全国各地の自治体に寄付をすることで、お礼の品をもらえたり、税制優遇を受けられたりする制度」
です。すでにご存知の方は次のページへ、もう少し知りたいと言う方は具体的にみていきましょう。
オーガニックとは
化学合成農薬や化学肥料を使わずに、自然の恵みを活かした環境負荷の少ない農法や加工方法のことです。生態系や人々の健康、取引の公正さ、健全な社会を実現するための手法でもあります。サスティナブルな未来に向けて年々注目を集めています。
日本では、有機JASマークがついているものなどが分かりやすいです。このマークが使えるのは、化学合成農薬や化学肥料を使わずに約3年間経過した土で収穫される農作物だけ。肥料の代わりは「堆肥(たいひ)」という植物や家畜の糞などを発酵させたものが使用されます。ちなみに、「有機○○」と表示をするためには、JASの認定をもらってマークがないと表示することができません。(参考:農林水産省有機食品の検査認証制度)
消費者目線で考えると、有機栽培のものは通常栽培のものよりも多少価格が上がりますし、売っている場所も限られます。生産者目線で考えると維持管理は大変厳しく、参入のハードルが高い形態です。令和元年の農林水産省の発表では、国内の農産物総生産量のうち、有機農産物が占める割合はお茶が6%、野菜・大豆が0.4%、米や麦は0.1%弱。少しずつ広まっているものの、まだまだ余地がありそうです。
ふるさと納税とは
全国各地の地方自治体に寄付ができる制度で、書類手続きをすることによって税制上の優遇が受けられる仕組みです。寄付をすると、その地域の特産品などをお礼の品としてもらうことができます。そのほか、災害時の寄付を第三者を通さずに直接自治体にメッセージと共に送ることができ、災害支援のツールとしても活躍してくれます。今だとコロナの支援としても。
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