【食べる腸活】免疫が下がる原因とは?免疫力を底上げしてくれる「おすすめ発酵アイテム」3選
免疫は病気や感染などにかかりにくするための防御力。その防御力は日々の生活の中で弱まっているかも。コロナウィルスやインフルエンザ、風邪…気になるものが多い今の季節こそ免疫力アップに向けて動く良いタイミング!
免疫力はなぜ落ちる?
免疫が弱ってしまう原因とは何でしょうか。ざっと挙げるだけでも、これだけの理由があります。
・加齢
・食生活の偏り、加工品・添加物などの多量摂取
・運動の過不足
・夜更かし、睡眠不足
・ストレス
・過度のアルコール
・喫煙
・ネガティブ(笑わない)
上記は身近なことなので、心当たりがある方も思います。加齢やストレスなどのように自分自身だけではどうしようもない部分も。上記の習慣を正していくことが基本的なプランですが、免疫力を底上げしてくれる方法が「腸活」です。
免疫力に有効なのが「腸内環境の改善」
腸は、消化、吸収、排泄という人間の生命維持を支える大切な役割の臓器です。免疫細胞の半数以上が腸に集まっており、脳に次いで体の中で2番目に多くの神経細胞を持っている場所であることからもその重要性は明らかです。(腸は第二の脳とも言われています)
腸には腸管免疫というウィルスを退治する機能があります。腸内には腸内フローラという微生物の集団があり、その中には皆さんもご存知の「善玉菌」、「悪玉菌」、そして少し知名度は劣りますが、もう一つ、「日和見菌(ひよりみきん)」という菌があります。実はこの日和見菌がポイントです。
腸内は、いわば「陣取り合戦」状態。善玉菌が多ければ調子がよく、悪玉菌が多いと悪くなっていきます。この陣取りの戦いを左右するのが日和見菌です。「日和見」という言葉は「天気模様を伺うこと」という意味があり、その言葉通り、善玉菌が多いと大人しく、悪玉菌が多いと悪さをしてしまいます。
ベストバランスは善:悪:日で2:1:7。悪玉菌は悪いものだからなくすのがいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、悪玉菌も消化や吸収の助けになったり免疫機能を高める役割も担っているのでバランスが大事。そのバランスを保つためにできる身近なこと、それは発酵食品の摂取です!
ここでは手軽で続けやすい発酵食品をご紹介します。
おすすめ発酵食品3選
無印良品「発酵ぬかどこ」(税込890円 / 1kg)
漬物からとった乳酸菌(=善玉菌)は、乳製品からとった乳酸菌よりも腸の中で生きる力が強いという研究があります。無印良品の発酵ぬかどこは買ってすぐに使えて、かき混ぜる手間も週に1度。価格もお手頃ではじめての人でも簡単にぬかどこで漬物を楽しめる商品です。
【オススメの食材】
基本の食材:きゅうり、なす、だいこん、かぶ、にんじん、セロリ
変わり種 :豆腐、アボカド、長芋・山芋、プチトマト、みょうが、チーズ、ゆで卵、りんご
だいじょうぶなもの「有機植物発酵エキス」(税込6,480円 / 180g)
だいじょうぶなものは "一番大切な人に心から「だいじょうぶ」と思えるものだけを世界中から厳選して届ける"をコンセプトにした製品ブランド。有機植物発酵エキスはデザイナーフーズと呼ばれる免疫力を高める有機野菜や果物を中心に選ばれた発酵エキスです。有機JAS認証の発酵エキスは日本初。
スプーン1杯をぺろりと舐めるだけ。発酵エキスは独特の風味を持つものが多いですが、こちらは濃いイチジクの味で摂りやすい。1本でだいたい2ヶ月が目安。がんの予防・改善効果の特許も取得済。
ウエダ家の自然発酵乳酸菌(税込1,296円 / 1g×10包)
農薬・化学肥料不使用のササニシキと自然栽培玄米麹を原料に、低温で長期発酵したフリーズドライパウダーの乳酸菌。野菜を塩と一緒に漬けておいたり、ザワークラウトにしたり、飲み物に入れたり、そのまま摂ってもももちろん◎。
漬物瓶は家にひとつあると便利です。こちらはHARIOの「ガラスの一夜漬け」
せっかくやるならば、楽しく腸活したいですよね。これらの製品は腸活ライフを底上げしてくれるはず。ただし、すぐには効果はでないもの。大事なのは継続です。腸内のベストバランスを目指して、自分に合ったものを探してみるのはいかがでしょうか?
ライター/Akane
「ゆるいオーガニック」を提案するライフスタイルブランド「HEY!LUCY」のディレクター。IT企業の会社員から一冊の本を読んでオーガニックに興味を持ち、ブランドを立ち上げることに。ブランド運営、エンジニア、執筆やイラスト制作などの異業種異職種で働くパラレルワーカー。本とパンが好きな面倒くさがりやの30代。 Instagram: @atou.organic
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