【動画】前屈・後屈の上達は腸が鍵!? 頑張らずに柔軟性を上げる「腸もみヨガ」とは
美肌や便秘解消などに効果がある腸活がブームですが、柔軟性アップにも腸へのアプローチが有効です。痛い、きついエクササイズにさよならして、「腸もみヨガ」で苦手な前屈、後屈を深めましょう。
柔軟性を高めるために筋肉を無理矢理ストレッチするのは、けがをしたり逆効果になったりすることも。腸をほぐして腰まわりのこわばりを取る、Japanese Yoga夏未さんが提案する「腸もみヨガ」は、運動経験の少ない人やヨガビギナーも安全かつ気持ちよく行えるはず。
ヨギの悩み、体の硬さは腸もみで解決!
やり方
STEP1 前屈・後屈を行い硬さをチェック
1.長座から片膝を曲げて外側に倒す。足裏を反対側の腿の内側につけ、膝とつま先は天井へ。骨盤が後傾する人は、伸ばした脚の膝を曲げて骨盤を起こす。お尻にクッションなどを敷いてもOK。
2.一度息を吸って、吐きながら背骨を伸ばすイメージで前屈。体に意識を向けて筋肉の張り具合をチェック。脚を入れ替えて同様に行う。
3.うつ伏せになり肩の真下に肘をつき、脚は腰幅に開く。腰に違和感がある人は、このままの状態で腰や背中の張り具合をチェック。
4.胸の横に手をつき脇をしめて顎を引く。床を手で押して背骨を伸ばし上体を起こす。腰まわりを柔らかく保ち、息を吸いながら肩を下げて胸を開き、吐きながらうつ伏せに戻る。腰で反ろうとせず腰の張り具合を見極めながら行う。
STEP2 腸もみヨガにトライ
1.うつ伏せになり顎を床につける。拳を作り手の甲を下にして脚の付け根に挟み込む。痛い場合はお腹側にずらす。
2.片脚ずつ上下させる。このとき、つま先を後方に伸ばし太腿とお尻の筋肉が使われている感覚を意識する。
3.両脚を一緒に上下させ、鼠蹊部のリンパ節やお腹まわりを刺激する。
4.拳を上方向にずらし体を左右に揺らしながらお腹まわりをマッサージする。
5.両膝を曲げて脚を左右に倒す動きを繰り返す。腸を中心にマッサージし、膝、股関節、骨盤、背骨までをほぐす。
STEP3 腸もみ後の柔軟性の変化をチェック
1.うつ伏せで胸の横に手をつき、脚は腰幅に開く。手で床を押して上体を起こし胸を開き、後屈時の変化をチェック。チャイルドポーズで腰を丸めて休憩し正座へ。
2.長座から片膝を曲げて外側に倒す。足裏を反対側の腿の内側につける。息を吐きながら上体を倒し、前屈時の変化をチェック。脚を入れ替えて同様に行う。
教えてくれたのは...Japanese Yoga夏未さん(山谷夏未)
健康大国株式会社 取締役会長、一般社団法人全日本ヨーガセラピスト協会の代表理事。南インドのクリシュナマチャリア・ヨガマンデラムで受けたマンツーマンヨガに感銘を受け、ヨガを一人ひとりに処方するパーソナルレッスンに力を注ぐ。その後、オリジナルのヨーガセラピスト養成講座を開講し、東京・学芸大学に「ハッピースートラ ヨガトレーニングスタジオ」をオープン。関東、名古屋エリアのスポーツクラブ、ホットスタジオ向けにヨガインストラクター業務の受託事業を開始し、現在、約30店舗で育成したヨガインストラクター達が活躍している。YouTubeチャンネル「Japanese Yoga」のヨガ動画も好評。
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