【手作り×自然療法】入れて待つだけ!腸活で運も引き寄せる発酵美容
連載第3回目になります菅野沙織です。連載では、おうちでできる簡単楽チン自然療法やお手当て、美容の知恵をお伝えしていきたいと思います。 私はもともとモノづくりや工作は好きですが、小学生と中学生の子を持つ忙しい母ちゃんでもあり、できるだけ手間ひまかけず、手軽に楽しくできる手づくりをご紹介していきたいと思います。
腸は肌の鏡! 内側から美しくなる「発酵美容」とは?
今回ご紹介するのは、発酵美容についての簡単な手作りです。発酵にはまり出したのは、大学で発酵と微生物学について学んだことがきっかけでした。発酵には美容効果や神秘的な魅力があり、それ以来、発酵食品の虜になりました。
そもそも発酵とは、「微生物が有機物を分解するなか、アルコールや酸など、なんらかの物質を生成すること」を指します。その中でも人間にとって有害である場合には「腐敗」、有用である場合には「発酵」と呼び方が変わるそうです。発酵を美容に取入れる方法としては、体の中から取入れる方法、体の外から取入れる方法が2つあります。
食品として体の中から取入れる発酵美容法
発酵食品は腸内環境を整えてくれます。最近、「腸活」という言葉をよく聞きまずが、「腸は肌の鏡」とも言われています。
例えば、便秘がちなときには肌荒れしやすくなったり、体調を崩しやすかったりします。腸の調子を整えれば、肌の調子が整いやすくなります。精神的にも安定し、運気も上がるともいわれいているみたいです。腸がキレイだと、肌だけでなく心も健やかになる、私はそう思っています。
発酵食品と言えば、納豆、お味噌、ヨーグルト、チーズ、みりん、しょうゆなどでしょうか。その中でも、「飲む点滴」とも言われる「甘酒」についてご紹介したいと思います。甘酒には、酒粕と砂糖から作る酒粕甘酒と、米と麹でつくる米麹甘酒の2種類があります。
「酒粕甘酒」
酒粕を水で溶き、砂糖で甘味を調整したもの。酒粕の香りが特徴的で、アルコールが含まれています。
「米麹甘酒」
米麹を発酵させることで作られています。お米をブドウ糖に分解しているだけなのでノンアルコールで砂糖不使用。自然の甘みです。
美容にはお子様や妊婦さんでも飲め、無添加の「米麹甘酒」がおすすめです。最近では市販の米麹甘酒でも、非加熱で熱殺菌していない商品も出ています(消化酵素は約60℃で失活してしまうため)。しかし、成分や米麹にこだわり良い甘酒を購入しようと思うと、どうしても高くなってしまいます。たまには良いですが、毎日となると高くついてしまったり。
そこでおすすめなのが、手作り米麹甘酒。ヨーグルトメーカーで作ればご飯を炊くように簡単に米麹甘酒が作れます。私が使っているヨーグルトメーカーはこちら。
「ヨーグルトや甘酒、チーズが作れる おうちでかんたん発酵フードメーカー IDEA Label 」
作り方は簡単です。
材料(1回分)
米麹:200ℊ
(乾燥麹、生麹などがあります。生麹の方が甘みが強く出る感じがしました)
水:200ml
炊いたごはん:360ℊ
* 麹の種類によって最適な水の量など変わりますが、毎回実験するように調整するのがまた楽しいです。
作り方
材料をヨーグルトメーカーにセットし、60℃・8時間に設定。あとはできあがりを待つだけです。
飲み方
フードプロセッサーなどで滑らかにして飲むのもありですし、私はそのままスプーンで食べるようにして飲んでいます。
その他、甘酒は料理にもとても便利です。甘みがあるのでお砂糖代わりに使えます。煮物、パン作り、焼き菓子などにお砂糖の変わりに入れればヘルシーです。ヨーグルトメーカーを使えばご飯を炊くぐらい簡単なので毎日続けられます。多めに作って料理にも使えるので是非試してみてください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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