寒い季節のお悩み「風邪」や「冷え」を予防! はちみつ大根シロップのすすめ

 寒い季節のお悩み「風邪」や「冷え」を予防! はちみつ大根シロップのすすめ
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佐藤 舞
佐藤 舞
2020-10-14

気温が低くなると、体調を崩しやすかったり風邪をひいたりという人が増える季節です。秋冬に体調を崩さないためには、からだを冷やさないよう予防をすること、この時期に必要な栄養を旬な食材から取り入れて体調を整えておくことが大切です。今が旬な”大根”のパワーと、自然療法として頼れる、簡単に作れる「はちみつ大根シロップ」をご紹介します。

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大根は自然療法として頼りになる食材

2020年の夏は、猛暑がつづきましたが、急に朝晩が寒くなり、あっという間に秋冬へと季節が変わりましたね。今年は、新しい生活様式の中で迎える初めての冬ということで、一段と日頃から免疫力を高め、体調管理を整えることを心がけていきたいですね。

秋冬に体調不良が起こりやすい理由は、夏から秋にかけて寒暖差が激しくなることや、気温が下がると乾燥するため雑菌やウイルスが繁殖しやすくなる点にあります。風邪や冷えによる体調不良を起こしやすくなるのです。

秋冬に体調を崩さないためには、食事の中で、栄養が豊富な食材を上手に取り入れて、予防をして、からだを整えていきましょう。この時期が旬野菜の"大根"は、日本では食卓に欠かせない食材です。「病気になったら大根を食べれば薬を飲まなくて済む」と言われるほど、多くの効能があると古くから伝えられているようです。 

旬野菜”大根”がもつ栄養バランス

大根に含まれる「ジアスターゼ」という酵素は、消化吸収を助ける作用があります。胃腸の働きを高めてくれるので、消化不良や胸焼けの改善に効果的です。また、大根おろしなど、大根を生の状態でいただくと、ピリッとした辛さが味わえますね。この大根の辛み成分である「アリルイソチオシアネート」は、抗菌・殺菌作用があることが知られています。

また、大根には体内の余分な熱を取ったり肺を潤す作用があり、熱や喉の痛み、咳を緩和する効果があります。中医学で大根は“涼”という、やや体を冷やす性質に分類されています。生のまま食べると体を冷やしますが、温めて食べるとこの性質が抑えられます。

胃や喉が熱をもっているときは大根おろしや漬物など生のままで取り入れ、また胃が冷えやすい人は、煮込み料理やスープなど温めて食べるのがおすすめです。

まるごと栄養"大根の葉っぱ"を取り入れて

大根の葉っぱは、緑黄色野菜に分類され、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテン、カリウム、カルシウムなどを豊富に含んでいます。葉付きの大根を買ったら、漬物や蒸し野菜や鍋の具材にしたりと、葉っぱまでまるごと食べるようにしましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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