【風邪・インフルエンザの季節には必須】細菌を効果的に取り除く「キッチンの除菌方法」

 【風邪・インフルエンザの季節には必須】細菌を効果的に取り除く「キッチンの除菌方法」

キッチンの掃除の仕方は知っていても、徹底的な除菌の方法はご存知ですか?ウイルスの原因となるバクテリアを除去し、キッチンの表面に隠れている細菌を取り除く方法をご紹介しましょう。

広告

キッチンを定期的に掃除する必要があるのは皆さんも勿論ご存知でしょう。生肉や汚れた野菜、汚れが飛び散ったレシピ本、そしてたくさんのパンくずやゴミを扱う場所です。カウンターを拭いたり、コンロを定期的に掃除したりしていると思いますが、キッチンにはまだかなり汚れが潜んでいる可能性があります。そのため、掃除だけでは不十分で、定期的にキッチンを除菌する必要があります。

もちろん、普段から使っている掃除用具には、細菌を殺したり、細菌が広がるのを防いだりする効果があるかもしれません。しかし、ウイルスや細菌を除去するには、キッチンを除菌することが唯一の方法なのです。なぜ除菌が必要なのか、そして普段の掃除とどう違うのかをご紹介しましょう。

掃除と除菌はどう違うの?

掃除と除菌はよく似ているようで、全く異なります。

キッチンを掃除するときは、文字通り、汚れたものをきれいにすることです。汚れを落とし、ゴミや汚れを拭き取り、汚れやベタつきをなくすわけです。基本的に、掃除は汚れを取り除くことです。最終的な目的は、キッチンをピカピカにすることです。

一方、除菌はもっと奥が深いものです。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の説明によると、掃除では多くの場合、ウイルスの粒子を取り除くことができますが、除菌では表面に残っているウイルス、細菌、バクテリアを殺すことが可能です。より的を絞った清掃で、どこに付着してもその場で死滅させ、隠れた危険の拡散や感染を食い止めるのです。

掃除と除菌は密接に関係しています。まず掃除で汚れを落とし、次に除菌で菌やウイルスを死滅させます。さらに、除菌剤は汚れやゴミと戦っていると効果が薄れてくるので、除菌は掃除の最終段階に行うと良いでしょう。

除菌は年間を通じて重要であり、特に風邪やインフルエンザの季節には必須

コロナウイルスの大流行で話題になった除菌ですが、深刻な病気の発生時でなくても大切な習慣です。特に、家庭の健康を願うなら、定期的に行いたいものです。

キッチンを除菌することは、あらゆる種類の細菌、バクテリア、ウイルスを除去することになります。除菌は、風邪やインフルエンザのウイルスを殺すことができますし、生肉から病気を引き起こす細菌の拡散を阻止することもできます。ですから、風邪やインフルエンザが流行する時期だけでなく、病気とは無縁と思われる時期にも、キッチンの除菌をすることが大切です。

食中毒菌が心配なときも、風邪が蔓延しているときも、除菌は有効です。病原菌は、一年中、数時間から数日間、表面で生存します。ですから、家の中で誰かが病気になったときにキッチンを消毒するのはもちろんですが、表面に細菌が付いている場合に備えて、定期的に消毒することをお勧めします。

キッチンの除菌はどれくらいの頻度で行えば良いか?

では、除菌の頻度はどれくらいがいいのでしょうか?一般的には(パンデミックは別として)、定期的に除菌するのが良いとされています。

CDCは、冷蔵庫や電子レンジの取っ手、キッチンのシンク、テーブルやカウンターなど、接触頻度の高い表面は毎日除菌することを推奨しています。それ以外のものは、週1回程度と、それほど頻繁に除菌する必要はありません。

常に触れているものは、毎日除菌することをおすすめします。

また、異常事態や事故が起こった場合のことも考えておきましょう。食べこぼしや料理中の二次汚染など、細菌や病原体が付着している可能性がある場合は、より頻繁に掃除用具や除菌剤を使いましょう。

広告

By HEATHER ADAMS

AUTHOR

ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



RELATED関連記事