【栗尾モカの更年期大学#6】癒しを数値で検証!自律神経が整う秘密のナイトスポットに潜入

 【栗尾モカの更年期大学#6】癒しを数値で検証!自律神経が整う秘密のナイトスポットに潜入
新江ノ島水族館
栗尾モカ
栗尾モカ
2022-03-14
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実際に「おひとりさま水族館」に行ってみた

夜の水族館で、クラゲの水槽をひとり占めしながら自律神経を整える……なんて贅沢な時間でしょうか。これは、実際に行ってレポートしたい!と思い、早速「おひとりさま水族館」のチケットをとりました。

新江ノ島水族館へは、東京方面からは東海道線もしくは湘南新宿ラインで藤沢まで行き、小田急江ノ島線に乗り換え、片瀬江ノ島駅下車。徒歩3分の海岸沿いにあります。

駅
夜空に浮かぶ片瀬江ノ島駅は、なんと竜宮城がモチーフ!

お話を伺ったのは…新江ノ島水族館 企画開発部 企画チーム 岩﨑菜奈さん

岩崎さん

水族館内でのさまざまなイベントを担当するほか、人気イベントに成長した「おひとりさま水族館」、「おふたりさま水族館」の企画立案・運営を行う。幸せなおふたりの門出に寄りそい、他では体験することのできないウェディングセレモニーが好評の「えのすいウェディング」も担当。

「おひとりさま水族館」とは

おひとりさま

自分のペースで生き物を観察したい、ゆっくりと水槽を楽しみたいという「おひとりさま」限定の夜の水族館。閉館後の参加者だけの貸し切り空間なので、人と人との距離も自然に保たれる。館内各所には椅子やキャンドルを設置。特別なナイトイルカショーも。イベントの後半では相模湾大水槽の照明も変更し、夜の海の世界を演出。普段とは違った空間で海の生物たちとの特別な時間を体感できる。

――「おひとりさま水族館」を企画されたきっかけは何ですか?

岩﨑さん:コロナ禍の中、水族館が休館になっている間に新しい企画を考えていました。 私自身、水族館が好きで、ひとりで水族館に行くことが多いのですが、お子さまやグループの方に水槽を譲ったり、ひとりで来ていることに疎外感を感じて、水族館を楽しみきれない不満が少しありました。 そこで「おひとりさま限定」で水族館を思う存分楽しんでもらう企画を立案しました。

――確かに、水族館では人の流れを止めないようにと気を使ってしまいますよね。ひとりで ゆっくり水槽を独り占めすることが出来たら、嬉しい方は多いのでは。反響はいかがでしたか?

岩﨑さん:おかげさまでとても好評でした。コロナ禍から始まったこともあり、人と人との距離を空けるルール、そして全員おひとりさまなので会話による飛沫もないため、安心安全に水族館を楽しんでいただける条件が揃ったことも幸いしました。人数制限をしているので、参加者全員がゆっくり鑑賞して頂けます。リピーターも多く、中には5回以上参加をされている方もいらっしゃいます。撮影をメインにされる方もいれば、クラゲだけ、またはペンギンやアザラシだけをゆっくりご覧になる方など楽しみ方も様々です。

夜の水族館。今まで出逢ったことのない癒しの世界に胸がときめく

夜の水族館
新江ノ島水族館は、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)と協力し、日本で初めてとなる深海生物の長期飼育法に関する共同研究を実施中。この「深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~」では、共同研究を実施するための研究室を設け、これまで難しいとされてきたさまざまな深海生物の長期飼育技術開発を行うと共に、そのようすを逐次公開、深海研究の最前線を紹介しています。

 

エイ
おひとりさまで水槽をひとり占めという夢のようなシチュエーション

クラゲ三昧の空間で、癒しの海にダイブする

ーーおひとり様企画だけあって、お客様は大人だけですね。みなさん静かにそれぞれ自分の世界に浸っている感じです。こんな場所があったんだ!って、今、すごく嬉しいです。まさに宝物を掘り当てた気分といいますか。では、いよいよクラゲを見に行きたいと思います。

岩﨑さん:新江ノ島水族館の目玉とも言える「クラゲファンタジーホール」は、広い空間で無数のクラゲに囲まれることが出来ます。まさに「非日常性」を満喫できる空間だと思います。

ホール
何時間でも座っていたくなるクラゲファンタジーホール。えのすい(新江ノ島水族館の愛称)ならではの極上の癒しを心ゆくまで

ーー凄いですね、クラゲファンタジーホール……!今まで国内外の色々な水族館に行くことを趣味にしていましたが、こんなにクラゲに特化した場所に来たのは初めてです。

岩﨑さん:クラゲの体内をイメージさせる半ドーム式の空間の壁面に大小13の水槽と、ホール中央に「クラゲプラネット(海月の惑星)」を配置しています。クラゲには角がないため、この空間も、丸みを帯びたデザインを採用しています。

クラゲ
ドームの中で泳いでいるのは、ポフポフとリズミカルに拍動するキャノンボールジェリー。(クラゲプラネットには展示替えがあります)

――透明感のあるクラゲのゆったりとした動きを見ていると、自然に呼吸のリズムも穏やかになる感じがします。薄暗い照明も心地よいですね。クラゲの研究をされている広海先生がお話されていた通り、血流も穏やかになるほどリラックスする感じです。ひとりで座っている方々も、ゆっくり腰を据えている感じですね。他にも見どころはありますか。

岩﨑さん:新江ノ島水族館の特色のひとつとして、世界で初めて繁殖常設展示をおこなっている、湘南の特産品でもあるカタクチイワシの仔魚「シラス」の水槽もあります。

 

ーーキラキラと輝く様子が、とても涼やかですね。なんだかホッとします。今、自分の大脳皮質にセンサーを当てたら、真っ青にビジュアル表示されそうです。

イワシ
館内の水槽では最大規模となる「相模湾大水槽」
相模湾は国内でも有数のイワシの漁場として知られており、銀色に輝くマイワシの大群が最大の見所。

星空にイルカがジャンプ!非日常感も最高潮に

――そしてなんと、「おひとりさま水族館」は、夜のイルカショーも含まれますね。

岩﨑さん そうなんです。日中のイルカショーと内容を変更し、当館のイルカやクジラたちについて紹介しています。当館を好きでいてくれる方々に向けた、より深い内容を含んでおります。 ファンの皆様に思う存分ゆっくりと水族館を楽しんでもらいたいという願いから始めたイベントが、コロナ禍で癒しや活力を求めている方々に広く伝わり、沢山の方々にご参加頂いております。 アンケートからも感謝のお言葉を多数いただき、水族館が皆様に必要とされている施設であることを実感しました。

ーー静かな空間でありつつも、補填されるパワーはかなりの量だと思います!イルカショーといえば、太陽の下で子供たちに混じって歓声をあげるイメージですが、夜のイルカショーは不思議な魅力がありました。スタンドに大人だけで集まり、星空をバックにイルカがジャンプする光景は幻想的でした。長期間にわたってコロナストレスを感じている中、夜の水族館という非日常性が良い意味での現実逃避といいますか、ガス抜きの役割になったのではないかと思います。

イルカ
頑張るイルカに思わず涙腺がゆるむ(撮影・栗尾モカ)

今後は水族館でヨガイベントを開催したい

岩﨑さん:定期的に開催している「おひとりさま水族館」は、アンケート結果を参考に、バックヤードツアーや水槽前での生演奏など、新しい特別なコンテンツも好評いただいております。また、「おひとりさま水族館」以外にも、以前好評だったクラゲの水槽の前に寝袋を起き、水槽を眺めながら一夜を過ごしていただく「おとまりナイトツアー」や、水族館でヨガを楽しんで頂くイベントも開催したいと思っております。

――水族館でヨガですか!相性が良さそうですね。リラクゼーションの相乗効果が期待出来そうです。

岩﨑さん:そうですね。ヨガ企画は是非実現したいです。他にも、暗い水族館の中をランタンで照らして歩く閉館後のイベントツアーも好評でしたので、定期的に開催しております。

ダーク
ランタンを片手に夜の水族館を探検。「センス・オブ・ワンダー」気分を堪能

――魅力的な企画が盛りだくさんですね。夜の水族館が大人のアミューズメントパークになりそうです。

岩﨑さん スタッフで、いつも新企画を考えております。先日、医療従事者のお客様から「水族館で活力を貰えたので、また仕事を頑張れそうです」とコメントを頂き、嬉しく思いました。今後も、水族館で時間を過ごす時間が皆さんのパワーチャージをする場所になりましたら嬉しいです。

あゝいい気持ち。デッキに出て潮風にあたってみたら、さらなる癒しが溢れていた

デッキ
海岸に面した開放感溢れるデッキ。ザザーン…と響く波の音を聞いていると、細胞から生き返る気分

新江ノ島水族館

神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
[営業時間]3月~11月/9:00~17:00、12月~2月/10:00~17:00
※年末年始、春の大型連休、夏休み、イベント等で変動あり ※最終入場は閉館1時間前まで
[休館日]年中無休
[お問い合わせ]TEL 0466-29-9960
[ホームページ] https://www.enosui.com/

【更年期大学 今回の学び】

夜の水族館の深い癒しをお持ち帰りした筆者が驚いたのは、その夜の眠りがこの日だけ特別に深かったこと。翌朝目が覚めたときに「この睡眠の質の良さは、いつもとの違いが歴然。クラゲの拍動を長時間眺めて幸せな気持ちになったからかしら」「潮風にあたってリフレッシュされたことも関係してるのかな」と、しばらく思いを巡らせてしまったほどです。クラゲの水槽は、ヨガスタジオやリトリート施設、老人ホームなど、癒しを求めている人が集まる場所にも適しているかもしれません。夜の新江ノ島水族館は、サンクチュアリとも言いたくなるほど更年期のコンディションに優しく深くフィットする場所でした。皆さんも機会がありましたら是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

水族館
イラスト・栗尾モカ
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栗尾モカ

栗尾モカ

記者・漫画家。新卒で航空会社に就職。退社後、出版社に入り多くの企画に携わる。「ダ・ヴィンチ」で漫画家デビュー後、朝日新聞の社会見学連載、「TVタックル」モバイルサイトインタビュー、女性誌「STORY」の海外・美容取材など数多くの連載を担当。女性のウェルネスをテーマにしたコミックエッセイは、取材の経験がニュースソースになっている。シンガポールのメディアに再就職した際、締切と子育てに追われる中でインド・バンガロールにあるヨガ研究大学(Swami Vivekananda Yoga Anusandhana Samsthana / S-VYASA)により考案されたヨガインストラクター認定プログラムに出逢い、資格を取得。伝統的なヨガ哲学や、心身を癒すメソッドを学び始める。著書に「サロン・ド・勝負」「おしゃれレスキュー帳」(KADOKAWA)「女のネタ帖」(学研)などがある。



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