【お風呂に入ったら湯船でぜひやってみて】辛い足の冷えを解消するツボ押し2選
いよいよ一年で一番冷え込む時期に入ります。 この寒さで一段と冷えを感じやすいのが足元ですね。寒い冬はお風呂でリラックスしながら足の冷え取りケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
皮膚から寒さを感じると、脳は体温を一定に保つように指令を出します。すると体は、血管を縮めて皮膚の表面温度を低くして体の熱が外に逃げにくいようにします。
また、体は重要な臓器が集まる体の中心の温度を一定に保つことを優先させます。そのため、寒い時は体の中心部に血液が集まり末端には血液が流れにくくなると言われています。
特に、暖気よりも重い冷気は下にたまるため、足元は冷たい空気にさらされてしまう場所です。
足が冷えると、このようなリスクが起こる可能性もあります。
・むくみ
・だるさ
・冷えのぼせ
・ほてり
・血流悪化による婦人科トラブル
・ホルモンバランスの乱れ
冷えは万病の元と言われるように、足元の辛い冷えは解消していきたいものです。そこで、今回は湯船につかりながらできる簡単なツボ押しをご紹介します。
入浴中の強い刺激はNGですが、ゆるやかな刺激は体を温めるのに効果的と言われています。
八風(はっぷう)のツボ
八風のツボ・・・足の指のつけ根
ここを刺激すると、以下の症状を改善する効果があると言われています。
・血行不良
・代謝の低下
・自律神経のバランスの乱れ
三陰交(さんいんこう)のツボ
三陰交のツボ・・・内くるぶしから指4本上の骨のきわ
ここを刺激すると、以下の症状を改善する効果があると言われています。
・足の冷え
・足のむくみ
・女性ホルモンのバランスの乱れ
・消化器系の不調
どちらのツボも、湯船で温まりながら刺激してみてください。3秒かけてじんわりと押し、ゆっくりと離します。
お風呂のリラックスタイムに少し体を労わる時間をつくって、足の冷えを解消していきましょう。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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