【色やしわを見れば不調や精神状態が一目瞭然】あなたの足裏は?不調のサインがわかる「足裏診断」
日頃から足裏の状態をチェックし不調のサインに気づけると早めにケアできて体調管理に役立ちます。
足裏には末梢神経が集まり体のエネルギーライン=ゾーンが集中
足裏には体のエネルギーの通り道であるエネルギーライン(ゾーン)が集中し、このゾーンにつながる部分が「反射区」。体中の臓器や器官とつながる末梢神経が集まっています。東洋医学のツボと混同されがちですが、点で捉えるツボに対して反射区は面なので刺激しやすく、変化を感じやすいといわれています。
臓器は直接触れることはできないけれど反射区で刺激することで整えられる
足裏を触ってゴリゴリしたり痛みを感じたりするのは老廃物がたまっているサインで、その反射区に対応する内臓などの働きが弱くなっている可能性が。逆に胃腸などが疲れてくると関連する反射区が硬くなります。足裏を刺激することで間接的に臓器や器官に働きかけて、それぞれの働きを正常に整えることができます。
足裏をほぐすことで足が安定し、ヨガポーズがとりやすくなる
足裏は体を支える基盤となる部位。足裏のこりをほぐして拇指球、小指球、かかとの点で均等に床を踏めるようになると、上半身のバランスも整い、ポーズの安定感がぐんとアップします。また鼠蹊部と骨盤に対応する反射区を刺激し骨盤のバランスやゆがみが整うと、骨盤の坐骨とつながるハムストリングスの張りが改善。するといつもより前屈が深まることがあり、足裏をほぐして体が整えばポーズの精度アップが期待できます。ヨガ前にぜひ足裏をほぐしてみて。
体には10本のエネルギーラインがあり足裏につながっています
体には頭から足裏まで10本のエネルギーラインかっています。足裏を刺激すると、呼応する臓器や器官に刺激が伝わり不調が改善すると考えられています。
足裏は体と心の状態が現れる!チェックを習慣にしてみよう
足裏の色やしわを見れば体の不調や精神状態が一目瞭然。足裏全体がピンク色 だと健康状態は良好と考えられています。日頃から足裏の状態をチェックし不調のサインに気づけると早めにケアできて体調管理に役立ちます。
足裏の色からみる体の状態
白:エネルギーが不足している(精神的な疲れもある)
赤:エネルギー過剰で強くなった状態(イライラが強くなった状態)
黄:身体の疲労がかなり溜まっている状態(肝機能のアンバランス)
紫:血液やリンパの流れが滞っている(冷え、浮腫みも多い)
上部が赤い
親指には脳の反射区があり、指先は自律神経とつながっています。脳が活動的だと親指まわりの血流が活発になって赤くなり、交感神経がオンの状態が続くと指先も赤色に。がんばりすぎのサインかも。
全体が白っぽい
栄養や睡眠が不足すると細胞の働きが低下し、足裏の血流が滞り白っぽくなることがあります。身体活動に必要なエネルギーが足りていない可能性があるので、食事や睡眠を見直し生活習慣の改善を。
ゾーンに縦のしわがある
内臓の働きが低下するとその臓器に対応する反射区も血流が悪化し、皮膚に十分な栄養や酸素が運ばれず乾燥 して縦じわが出現。胃腸などが疲れているサインなので内臓を休ませると改善します。
教えてくれたのは...遠藤洋子先生
YMCメディカルトレーナーズスクール整体師、セラピスト。長年幼児教育やベビーマッサージの普及に努める。新宿・横浜校でリフレクソロジー、ベビーマッサージなどを指導。
美都くらら先生
YMCメディカルトレーナーズスクールヨガ講師、ヨガリフレクソロジーインストラクター。宝塚歌劇団星組娘役として活躍後に退団。現在はYMC新宿校で指導を行う。
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