【セルフリフレクソロジー】身体を自分で整えよう「お手軽足裏&ふくらはぎマッサージ」
自分で身体を整え、不調を改善できたら良いですよね。今回は足裏から身体を整える方法をお伝えします。
足裏にある「反射区」
リフレクソロジーという言葉をご存じでしょうか。リフレックス(反射)・ロジー(学問)を組み合わせた造語です。
反射区は身体全身の器官・臓器につながっていると言われる、末梢神経が集まった箇所の事を言います。この反射区を刺激することで、つながりのある器官や臓器にも働きかけることができると言われています。例えば、身体が浮腫んでいるときは、消化器系の反射区が多く集まっている「つちふまず」を刺激すると改善につながりやすいと考えられています。
反対に、つちふまずを押して痛みやゴリゴリとした感触のある場合は、消化器系の機能が低下していたり、身体が浮腫んでいると考えられます。このように、痛みのある箇所から身体の不調を見つけ出すこともできるのです。
この反射区は広い範囲を持ったもので、ツボが点で捉えるのに対し、面で捉えます。もちろん専門家に施術していただくのが一番ですが、ご自宅でのケアに取り入れやすいマッサージとなります。
ふくらはぎは第二の心臓
ふくらはぎは、重力によって下半身にたまってしまった血液を、心臓に戻す働きをしています。それには、ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、ポンプの役割を果たすことが必要となります。
しかし、日常生活でふくらはぎの筋肉を使う機会は少なく、ポンプとしての役割を十分に果たせていない方が多いです。また、重力などの影響で血液やリンパの流れが悪くなり、結果的に冷えや浮腫みを生んでしまうことにもつながるのです。冷えやむくみは筋肉を硬くし、筋肉が硬くなると、ポンプの働きが弱くなり、血液やリンパの流れが悪くなる、という悪循環にもつながります。
ふくらはぎを触ってみて、冷えを感じる場合には、ふくらはぎをマッサージして血液やリンパ液の流れをよくすることが必要です。
ご自宅でできる足裏&ふくらはぎのマッサージ方法
手でマッサージをする方は多いと思いますが、今回は自分の体重を使ったマッサージ方法をお伝えします。自重を使うことで、より一層圧がかかり、刺激も強くなります。痛気持ちいと感じられるくらいがベストですので、無理のないように。少しずつ圧をかけながらご自身の身体と向き合ってみてください。
①かかとを足の裏に乗せ、お尻を持ち上げながら体重をかける。足裏まんべんなく触れてみて、痛みのある箇所、ない箇所を観察する。
②つちふまずふくらはぎに当て、おなじように体重をかける。つちふまずも、まんべんなく触れる。余裕がありそうでしたら、つちふまずをかかとに変えるとより一層圧を感じることができます。
反対足も同じように。
いかがでしたでしょうか? 普通に生活していると見逃してしまうような身体の変化や不調に、触れることで気付くことができるかもしれません。ぜひお試しください。
AUTHOR
yun
元々、前屈は膝に届かず、運動は苦手。しかしヨガをするほど体は柔軟に。深めるほど心も柔軟になっていくことを実感◎固定概念に囚われていた自分とはサヨウナラ!考え方が180度変化し、自分のことが好きでいられるように。モットーは「ヨガのハードルを低くする。」柔らかなレッスンを心がけている。前職は幼稚園の先生。この経験を活かしベビーマッサージ講師も務める。ただの触れ合い遊びではない、体と心と脳の成長を促す、ベビーマッサージについての講座も開催している。
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