【月経期・卵胞期・排卵期・黄体期】生理周期の心と体に合わせたヨガポーズ」
生理周期に合わせたヨガをすることで女性ホルモンバランスによる心身の変動に対応できるように。自分のサイクルは自分でコントロールできるようになると、辛い日が軽減するかもしれません。
生理周期は約4週間のサイクルで繰り返しています。
月経期、卵胞期、黄体期、排卵期で体調の変化が大きく4つに分かれます。
今回はこの4つの時期にどんなヨガを取り入れれば快適に過ごすことができるのか、自分のホルモンと上手に付き合うことができるのかご紹介していきます。
月経期
月経期のヨガで気をつけたいのが子宮を逆さにしないこと。せっかくの排出の力の妨げになってしまいます。
逆転のポーズ(ダウンドックも)や、また子宮に圧をかけるような負荷の高いものは控えましょう。
おすすめのポーズ=骨盤を開くポーズ
骨盤を開くことでスムーズな排出(アパーナ=下向きの力)を促します。
●仰向けの合せきのポーズ
骨盤、股関節周りの緊張を緩める、リラックス効果が期待できます。
●寝たワニのポーズ
●花輪のポーズ
卵胞期
月経が終わった後は徐々にエストロゲンの分泌量が増加し、新陳代謝が活発になり、血行がよくなったり肌に潤いが出たりなど体の調子が良くなります。ヨガでは筋肉を鍛えたり、心肺機能を強化していくなど体づくりをしていくと良い時期です。
おすすめのポーズ=ほどよく体に負荷をかけるポーズ
腹筋や、下半身を鍛えるポーズ、後屈などを行うと疲れにくい体づくりにつながります。
●女神のポーズ
足腰の筋肉強化、ヒップアップが期待できる上、デトックス、むくみの解消にも効果的です。
バストアップやヒップアップ効果が期待できて女性らしい体づくりをサポート。また胸も開き前向きな気持ちに。
足腰を強化するのに加えて、心肺機能向上も期待でき代謝UPにもおすすめ!
排卵期
排卵前後数日間の排卵期はだんだん不安定に。ホルモンバランスが急激に変動することで、元気だったり落ち込んだりと気持ちの起伏が激しく出ることも。気分はだんだん不安定になっていきます。ヨガでは心地いいポーズを心がけること、心と体を緩めてスペースを作ってあげるといいです。
おすすめのポーズ=股関節や背骨のストレッチになるもの
呼吸が浅くなるとイライラしやすいので、呼吸が深くなるポーズを。
●サイドランジ
股関節を開くので骨盤周りの巡りが良くなります。またバランスも兼ねているので心の安定にもGOOD
●バナナのポーズ
体の歪みを整えるのにも効果的ですし、体側全て伸ばすことができるので呼吸も深まりやすい。
●三角のポーズ
背骨のストレッチ、ももや腰など全身の筋肉を使うので、体全体がリフレッシュできます。
黄体期
月経前の黄体期になると、心身はどんどん不調モードに。むくみ、疲れやすさなどが現れたり、プロゲステンの影響でイライラや不安感が募ります。これがPMS。適度な運動をすることはPMSを軽減につながると言われています。
おすすめのポーズ=全身を伸ばす、体をねじる動き
体がむくみ、疲れやすいので全身を伸ばしたり、ツイストのポーズをすることで体のいらないものを排出します。
●足上げ・ツイスト
足を上げることで体の中心に老廃物を流すのでむくみ解消に。
ねじることで内臓の活性化やデトックス効果のあるポーズです。
●橋のポーズ
骨盤の巡りを良くしたり、胸を開き肩こり解消なども期待できるのでどよ〜んとした心身をリフレッシュ。
●ガス抜きのポーズ
消化、排泄を促し、快眠にもつながるポーズです。
月経と上手に付き合っていく
月経は月の経過と書きます。
私たち女性は月の経過とともにホルモンバランスが変動していくため、月の経過とともに上手に自分と付き合っていかなければなりません。
ヨガは上手に付き合うために役立つ1つのツールです。ヨガが全てとまでは言いませんが、自分の月経周期に合わせてヨガをすることで自分の状態を観察することができ、不調の緩和につながると思います。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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