【体が硬い人向け】腰&脚の下半身疲れを解消する“揺れるだけ“ストレッチ
1日の疲れやだるさが出る腰や脚。本当はストレッチしたいけど、体が硬いからうまくできない。ストレッチの気持ちよさを感じられない。そんな方に向けた、腰と脚の疲れを解消する”揺れるだけ”ストレッチをご紹介します。ベッドの上で簡単にできて習慣化しやすいのもおすすめ。1日の終わりに腰と脚の下半身疲れをリセットしましょう!
体が硬い人がストレッチが痛いのは筋肉に力が入るから。
ストレッチが体に良いのはわかってる。だけど体が硬いからストレッチがうまくできない。気持ち良さを感じられない…その理由は、体が硬い人はストレッチをする際に、余計な力が筋肉に入ってしまうからです。
筋肉は伸ばそうとする時につい反射的に力んで(りきんで)しまうものです。これを「伸張反射」といいます。これ以上筋肉を伸ばそうとすると「筋肉に何らかのダメージを受けるのではないか?」と体が勝手に反応し、筋肉を力ませます。筋肉としては正しい反応ですが、これがあると気持ちよくストレッチできません。伸張反射が起こらないように筋肉をうまく騙してストレッチをする必要があります。
そこで行うのが”揺れるだけ”というストレッチの方法です。体を揺らしながらストレッチすることで筋肉に余計な力が入りにくくなり、気持ち良く筋肉を伸ばすことができるのです。
ストレッチをしようとすると手本通りに正しく筋肉を伸ばさなくてはいけない、見本のインストラクターさんのようにできないと意味がない、と思う方が少なくありません。ストレッチをしている時は正しくできているかどうかよりも、気持ち良く伸びを感じているかどうかが大切です。
体が硬い人こそ、気持ち良さを感じられる揺れるだけのストレッチをぜひやってみてください。
【体が硬い人向け】腰&脚の下半身疲れを解消する”揺れるだけ”ストレッチ
1)肩幅より広めに脚を開いて長座します。
膝から下の触れるところを持ってください。この時点で膝が曲がっていても大丈夫です。
2)長座の状態で左右にゆらゆら揺れてください。
20〜30回行ってください。筋肉が硬い方は伸ばしているのではなく、筋肉が引っ張られているという感覚があると思います。筋肉が伸びてくると気持ち良さを感じるので変化が出るまで続けてみてください。
腰や脚に疲れやだるさを感じている方は特に下半身の背面が固まっているものです。気持ち良く揺れて下半身をストレッチし、1日の疲れをリセットしてください。朝起きたときに、脚や腰の軽さを感じられます。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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