「ただ揺らすだけ」で股関節の可動域がみるみる広がる【股関節の柔軟性アップストレッチ】
股関節、柔らかい方が良いのはわかるけど‥。股関節のストレッチって痛いイメージがあるし、中々続かないという方も多いのでは!?今回はストレッチの際に揺らすことでより効果が得られる股関節の柔軟性アップストレッチをご紹介していきます。
股関節はなぜ硬くなるのでしょう?
股関節とは骨盤と大腿骨の結合部分をさします。また上半身を支え、骨盤、大腿骨と結合しながら下半身の動きを安定させる役割を担っています。股関節が硬くなるのは、可動域が狭くなっていることが考えられます。
股関節は歩く、走る、立つなどの日常の動きに関与していますが、日常生活において運動する機会、歩く機会が減っていたり、長時間のデスクワーク等で座りっぱなしの姿勢を続けていると、股関節はあまり使われずに可動域は狭まり、どんどん硬くなっていきます。また日常の癖も原因となります。例えば足を組んで座る方や、立っている時にどちらかの足に重心をかけて立つことが多い方は骨盤の歪みにより、股関節の可動域に影響を与えてしまいます。
また、気候も関節と深い関係があります。雨の日や寒い日は気圧が低い日が多くなるので、気圧が低いと関節が硬くなったり痛みやすくなるのです。これからの季節、特に硬くなりやすいですね。
揺らすことで効果倍増!?
手足が冷えたりすると、温める為に手を擦ったりぶらぶら揺らしたりしますよね?このようにターゲットとなる関節周りを揺らすことで関節周りの筋肉は血液循環が良くなり、温まります。筋肉は温まることで動かしやすく、緩みやすくなるので、筋肉の余分な痛みや緊張を和らげてくれて効率よく柔軟性アップにつながります。また揺らすことで歪みの解消も期待できるので、歪みを整えながらストレッチを行うことでより効果的に筋肉にアプローチできて柔軟性アップが期待できます。
揺らすことで効果倍増!股関節の柔軟性アップストレッチ
〈やり方〉
①あぐらの姿勢から片足を足一つ分程度前に置きます
②吸って腰や背中を伸ばし、吐きながら上体を前方に倒します
③骨盤からゆらゆら体を揺らしながら行います
④前足と反対方向に斜めに向かって上体を倒します
⑤骨盤からゆらゆら体を揺らしながら行います
⑥体をゆっくり戻し起き上がります
⑦反対も同様に行いましょう
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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