【明日の朝にやってみない?】ヘルシー賢者たちが教えてくれた「元気になれるモーニングルーティーン」
ヨガジャーナルアメリカ版の人気記事を厳選紹介!
オイルプリングでデトックス
アーユルヴェーダのプラクティショナーは、歯のホワイトニング、息のリフレッシュ、体のデトックス、偏頭痛の緩和、消化の促進などのために、オイルプリング(サンスクリット語ではガンドゥーシャと呼ばれる)を長いこと用いてきた。オイルで口をすすぐと、プラーク、虫歯、歯肉炎、口臭などの原因となるストレプトコッカス・ミュータンスといった口の中に集まる有害なバクテリアが減少することが、研究によってわかっている。
試してみよう
■ 歯を磨き、舌苔をとった後、大さじ1/2から1ほどのオイルを口に入れ、クチュクチュと優しく全体に行き渡らせる。
ヴァータ:セサミオイル
ピッタ:ココナッツオイル
カパ:グレープシードオイル
■ 5~20分ほど行った後、オイルを捨てる。
■ 温かい塩水で口をゆすぎ、口内に残ったバクテリアを除去する。
●サハラ・ローズ
ベストセラー作家で、ポッドキャスト番組「The Highest Self」 のホスト。詳しくはインスタグラム、@iamsahararoseまで。
朝を味わおう
ハンドドリップでコーヒーを淹れるようになってコーヒーとの関係は完全に変わり、ただの燃料の補給から、気づきを持って行う習慣になっている。
まず、やかんに水を入れて火にかけ、コーヒー豆を挽く。お湯が沸いたら、やかんの長い注ぎ口で同心円を描きながら、コーヒー豆に注ぐ。お湯を注ぎながら、コーヒーの粉が膨れ上がったり、しぼんだりするのに気づく。苦く甘い香りを吸い込む。
次に、その温かい飲みものをマグに注ぎ、クリームを入れ、お気に入りの、パートナーからそこで仕事をすることを禁じられている椅子に座る。朝6時に目が覚めたら、ラップトップを開いて仕事に取り掛かる前に、少しの間本を読んだり、日が昇るのを見つめたり、TikTokを見て笑ったりする時間もある。
●ダイアナ・マイコロプラス
ヨガジャーナルのシニア向けコンテンツマーケテーター、オンライン教育プロダクションのマネージャー。
シャワーをあびよう
朝のシャワーをあびながら、アーユルヴェーダの6つのパワフルな習慣をこなしていこう。まず、オイルプリングでプラークと口臭を除去する(上を参照)。体を洗った後、アビヤンガ(セサミオイルを使った優しいマッサージ)を行おう。関節や腹部は円を描くように、腕や足は大きな動きでマッサージする。頭を強めにマッサージして、頭皮にある37のマルマポイント(訳注 : エネルギーが集まる部分)を刺激しよう。次に、ナスヤオイルを両方の鼻腔に3~5滴落とし、奥まで吸い込んで副鼻腔をきれいにしよう。それが終わったら、ナスヤオイル2~3滴を両耳に入れて耳をふさぎ、30~60秒ほどマッサージする(耳のオイルケア、カルナプラナ)。最後に冷水を2分ほどあびて褐色脂肪細胞の働きを活性化し、血糖値を下げ、新陳代謝を上げて、その日のエネルギーをチャージしよう。
●ジョン・ドゥイヤード
DC(認定カイロプラクター)CAP(認定アーユルヴェーダプラクティショナー)アーユルヴェーダのクリニックLifeSpaの設立者。詳しくはlifespa.comまで。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く