『スピード』から27年!57歳のサンドラ・ブロックが"動ける体"を維持するために実践していること

 『スピード』から27年!57歳のサンドラ・ブロックが"動ける体"を維持するために実践していること
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長坂陽子
長坂陽子
2021-09-15

1994年に公開された映画『スピード』でブレイクしたサンドラ・ブロックが、動ける美しい体を維持するために実践していることは。

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映画『スピード』で大ブレイクして以来、ハリウッドの第一線で活躍してきたサンドラ・ブロック。コメディからシリアスまで幅広くこなせる才能の持ち主だけれどアクションも一級。その体作りの方法について語っている。

サンドラのポリシーは「思い切り動いて、きちんと食べる」。ヨガ、ピラティス、ダンス、キックボクシング、ウェイトトレーニングまで有酸素運動を中心に様々なエクササイズを、できる限り毎日するように心がけているそう。日々ワークアウトの内容を変えるのは「体全体をバランスよく鍛えるため」だと雑誌『インスタイル』のインタビューで語っている。

ゾーンダイエットで代謝のいい体を維持

動いたらきちんとエネルギーを補給するのが大切。サンドラは「ゾーンダイエット」を実践しているそう。このダイエットは1日の栄養分を3回の食事と2回の間食の合計5回で摂取するのが特徴。小分けにして食べることで体の新陳代謝が高くなるという。つまりエネルギーが燃えやすい、太りにくい体質になるそう。食事メニューは炭水化物、タンパク質、脂肪をそれぞれ40%、30%、30%の割合で構成。炭水化物は玄米など食物繊維が多くて血糖値が急上昇しないもの、タンパク質はチキンやターキーなど脂肪の少ない肉にするのがよいそう。

週に1度のチートデイで自分を甘やかす!

サンドラにとって「ダイエット」とは痩せるための短期間のものではなく一生を通して続ける健康的な食事のこと。だからあまりにも厳しいルールを課すと挫折してしまう。だから週に1日、自分を甘やかす日を作っているそう。「金曜日の夜から土曜日の夜までは食べたいものを食べる」と語る。「私は甘いものが大好き。だからチートデーにはペストリーやクッキードゥ、ラッキーチャームにミルクをかけたものをベッドに持ち込んで食べながらお笑い番組を見る。天国よ!」。ちなみにラッキーチャームとはマシュマロが入った甘いシリアル。アメリカの子どもたちが大好きな朝食メニューだけれど、砂糖でコーティングしてあるので親たちの中には禁止する人も。また焼く前のクッキードゥもサンドラのお気に入り。なぜかアメリカ人はクッキーを焼かずに食べるのが大好き。スーパーには生のまま食べられる冷凍クッキー生地も売っているほど。サンドラもこれが大好物だそう。

自分のために、全力で生きる

サンドラは日々の暮らしのポリシーについて「自分以外の人を喜ばせようと思って行動したことはない。だから私は幸せなんだと思う。あとは何でも全力でやること。失敗作だったとしてもエネルギーを注ぐの」と語る。全力で仕事に打ち込めるのも健康な体と日々を楽しむ心があってこそ。メリハリのある食生活でモチベーションをキープするサンドラのテクニックをぜひ真似してみたい。

サンドラ・ブロック
1996年、当時32歳のサンドラ・ブロック。この頃、ドラマ映画『評決のとき』に出演。photo by Getty Images

 

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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