「"脂肪"と呼ばれ」体型批判に苦しんだケイト・ウィンスレットが考えるボディメンテナンスのポリシー

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「"脂肪"と呼ばれ」体型批判に苦しんだケイト・ウィンスレットが考えるボディメンテナンスのポリシー

長坂陽子
長坂陽子
2021-09-04

自身が体型批判に苦しんだ経験から、人の目を気にして過度なダイエットに取り組むことにも反対している女優のケイト・ウィンスレット。彼女が実践する、自然派のボディメンテナンスとは。

ボディシェイミングに苦しんできたケイト

90年代に映画『タイタニック』でヒロインを演じ、世界的な知名度を獲得したケイト・ウィンスレット。小さい頃から体型を理由にいじめや嫌がらせの標的になっていたという。あるイベントで「私は子どもの頃からいじめを受けていた。いじめっ子たちに”脂肪”というあだ名をつけられて女優を目指していることを揶揄された」と振り返っている。女優になるための勉強を始めてからは「太った女の子の役ならオファーをもらえるかもね」と言われたこともあるという。また『タイタニック』でブレイクした後も「もう少し痩せればいいのに」「ヒロインにしては太り過ぎ」とマスコミに書かれていた。ケイトは「笑ってしまうくらいショッキングで辛辣で残酷だった。読んでいて動揺した」と語っている。

ケイト・ウィンスレット
1997年に公開された映画『タイタニック』でヒロイン役を演じ、ブレイクしたケイト。しかしその後も「ヒロインにしては太り過ぎ」といった体型批判に苦しんだ。Photo by Getty Images

その経験から人の体型を揶揄ったり中傷したりするいじめの撲滅に取り組んできたケイト。人の目を気にして過度なダイエットに取り組むことにも反対している。だから彼女のボディメンテナンスはとてもナチュラル。2020年、雑誌のインタビューで自分の体との向き合い方についてコメント、「最近になって前より健康に気を遣うようになった。10年先を考えるようになったの。体力を最大限に高めたい、顔に何か処置をしなくても肌をいい状態に保ちたいと思っている。美と健康が顔、目、そしてその人の気分に反映すると信じている」。

ライフスタイルに合わせて無理なくメンテナンス

そのために食事とエクササイズに気を配るようになったそう。朝はほうれん草やケールなど野菜をメインにしたスムージーが定番。作ったらそれを持って車へ。それを飲みつつ、子どもたちを学校まで車で送っているそう。忙しくても朝食は欠かさないのが彼女のポリシー。

エクササイズは週に2日。コロナ禍で家で運動する人が増えたけれど、彼女は以前から自宅エクササイズ派だとか。パワーヨガが好き。それから有酸素運動やバーエクササイズ。あとは犬を飼っているから散歩に行くのもいい運動になっている」。また最近はエアロバイクを購入、家族で奪い合いながらエクササイズしているそう。ジムにこもって必死にトレーニングをするよりも楽しめる運動をメインにしているという。

そしてもう1つ大切にしているのは心のメンテナンス。そのために「午後3時には仕事を終わらせ、多くのママたちと同じように子どもたちを学校に迎えに行く。そのあとは子どもたちと一緒に家で過ごす」。そのために午後は脚本を読んだりメールを返信したりと家でできる仕事だけにしているそう。「働く時間はここまで、と決めるようにしている。家族との時間は重要。それを犠牲にしたくないから」。

ケイト曰く「美と健康はその人の品性と密接に関係している。健康で自分に自信を持っている人は人としてエレガントで品があると私は思う」。今だけでなくこれから10年後の健康と美を考えることは、寿命が伸びている現代社会の中でとても大切なこと。先を見据え、無理なく体と心をケアするケイトのポリシーを参考にしたい。

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。

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