【自分自身のエネルギーとつながろう】人生のビジョンを明確にするための「チャクラ活用法」
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チャクラは健康を司るものとよく言われる。心身のバランスを保つ、体内のエネルギーセンターだ。だがチャクラは単なるエネルギーの出入り口にとどまらない。あなたのダルマ(人生の目的や生まれてきた理由)を実現するためのロードマップでもあるのだ。
いろいろなアイデアがアカシャ(上空)と呼ばれる雲の最上層にぷかぷか浮かんでいる様子を想像してみよう。私たちがこれらのアイデアを思いつくことはない。でも確かにそれらは存在し、私たちを通して実を結ぶのを待っている。アイデアは、それにぴったりのダルマを持つ人のクラウンチャクラ(第7チャクラ)に降りてくる。成し遂げられないアイデアを与えられることはない。なぜなら、アイデアがあなたを選び、チャクラを通じて思いつかせるからだ。アイデアは生まれたがっているので、それを実現できる人々のマインドに現れる。だがアイデアは唯一無二ではない。国の違う地域で同時に特許出願された話を聞いたことはないだろうか。これはソース(源)からふたりに同じアイデアが贈られたためだ。アイデアは常に降りてきたがっている。それをキャッチして実現させるか否かは私たち次第だ。
たいていの場合、私たちはアイデアを思いついてもすぐには実行に移さない。そんなことをしたら、一度に多くのプロジェクトを抱え込んでてんてこ舞いになり、どれも実現できずに終わるだろう。だからまずはアイデアを認識し、視覚化し、調査し、時間をかけて自分に合うかどうかを判断する。そうして初めて私たちはそのアイデアについて話したり、書き始めたりする。
思い描いたビジョンの実現が近づくにつれ、私たちは情熱と興奮に満ちあふれる。この時私たちは、勇気を持ってそのビジョンを宇宙に誕生させなくてはならない。さらにそれを持続可能なものにするには(そして消耗しないためには)、ビジョンをさらに広げ、またビジョン自身が成長できるようにする必要がある。
ひとつのダルマを持ち、チャクラを何度も巡りながら進化する人もいれば、複数のダルマを持っていて、チャクラを一巡するたびに次のダルマに移る人もいる。いずれにしても、ダルマを実現するにはチャクラを通じて実を結ぶまで、十分に時間をかけて全力を注ぐ必要がある。日記やヨガ、ビジュアライゼーション、瞑想などのさまざまな実践を日常的に取り入れながら各チャクラを強化し、自分のダルマとつながろう。
チャクラを通して自分のエネルギーとつながる
私たちは皆、自分のダルマを探している。チャクラは、次にエネルギーを向けるべき方向を教えてくれるコンパスだ。ダルマが北極星であるなら、チャクラはそこに導く地図といえる。下の絵は、アイデアが実を結ぶまでに各チャクラをどのように移動していくかを示している。
●クラウン(第7)チャクラの段階では、まだ大きなアイデアを探している途中だ。アイデアを受け取る器として、自分自身を開くことに集中しよう。
●サードアイ(第6)チャクラの段階では、それがどんなアイデアかを考えている。直感を使って明確にしよう。
●スロート(第5)チャクラの段階では、アイデアを言葉にして紙に書き留めようとする。提案書や脚本、あるいは最初のブログを書くところで行き詰まることもあるだろう。スロートチャクラを活性化するために首をストレッチしたり、ライオンの呼吸(首とあごの緊張をほぐす呼吸法)を実践したり、アロマセラピー(ジャスミン、ローズマリー、フランキンセンス、ペパーミント、ユーカリが喉を開くのに役立つ)を利用しよう。
●ハート(第4)チャクラの段階で停滞したら、アイデアは気に入っているのに、完全に理解できていないのだろう。ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ)などの胸を開くアーサナを練習して、ハートチャクラを調整しよう。内なる火が勢いを増し、ビジョンへと突き進めるようになる。
●ソーラープレクサス(第3)チャクラの段階では、ダルマの実現に向けて頑張っている最中だろう。ペースを落とさずに、勇気を出して次の一歩を踏み出すには、さらにチャクラのエネルギーが必要になる。あるいは聖なるひと呼吸をおくことで、次の進化が訪れるかもしれない。
●セイクラル(第2)チャクラの段階では、仕事でより多くの喜び、創造性、豊かさを得ようとする。腰を回したりベリーダンスをして、セイクラルチャクラを活性化させよう。人生のあらゆる面で喜びや豊かさを感じられるようになり、ダルマへと導かれるだろう。
●ルート(第1)チャクラの段階にくると、アイデアは自分を超えて大きくなる。シャーマニック・シェイキングのようなグラウンディングを促す実践は、体の緊張をゆるめるので、あなたのビジョンをより多くの人々に届けられるようになる。また、ダルマの実現に向かって再びチャクラを一巡するために心身を開いてくれる。
特定のチャクラで停滞することもあるだろう。たとえば、アイデアで行き詰まる(クラウン)、躊躇する(サードアイ)、コミュニケーションが取りづらい(スロート)、疎外感がある(ハート)、仕事に圧倒される(ソーラープレクサス)、燃え尽きる(セイクラル)、コミュニティを失う(ルート)。
直面している困難に関連するチャクラを知れば、何が問題で、どうすればダルマを実現できるかを特定しやすくなる。
バランスが乱れているチャクラに気づいたら癒して整えよう。その癒しは人生のあらゆる面に波及していく。急にこれまで以上に多くのアイデアを思いつくようになり、実現できるようになるだろう。
抜粋元『Discover Your Dharma:A Vedic Guide to Finding Your Purpose』 by Sahara Rose Ketabi. Published by Chronicle Prism, an imprint of Chronicle Books. Copyright © 2021 by Sahara Rose Ketabi
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