ニコール・キッドマン、54歳になっても変わらぬ美貌を保つ"特別じゃない"食生活

 ニコール・キッドマン、54歳になっても変わらぬ美貌を保つ"特別じゃない"食生活
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長坂陽子
長坂陽子
2021-08-21

ニコール・キッドマンの食生活とは?

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ハリウッドを代表する俳優の1人であり、アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞しているニコール・キッドマン。演技力もさることながら、休みなくコンスタントに作品に出演し続けるエネルギーが彼女のキャリアを支えてきた。54歳になっても変わらない美貌とスタイルも多くの女性の憧れの的である。そこで今回は彼女の美を作るライフスタイル、食生活を大分析。

できる限りオーガニックのものを食べ、加工食品は避けているというニコール。肌と体型のためには「食べるもの」と「食べ方」が大切だと語る。ニコールが実践しているのはミランダ・カーと同じ「80/20」のルール。食べるものの80%は体にいいもの、20%は自分へのご褒美としてジャンクでも好物を食べているそう。「ジャンクなものを完全に断つ方法は信じていないの」と語っている。さらにこのルールを長く続けるためには多少の余裕を持つのが大切。「時々は体にいいものが70%に減ってしまうこともある」けれど、それてもいいと米雑誌に語っている。ルールが完璧に守れなくてもできるだけ近づけること、”適度”に楽しむのを忘れないことが大切だと語る。

日頃食べているのはサラダと魚介類、そして時々パスタ。「でも脂っこいものは食べないようにしている」。彼女はオーストラリアのシドニーで育ったので、シーフードが好物。タンパク質は肉よりも「大好きな牡蠣やエビ、カニやロブスター」から摂っているそう。低脂肪だしさらに牡蠣は亜鉛、えびやカニはアスタキサンチンと、美容に欠かせない成分がたくさん含まれているのも嬉しいところ。また糖質も低いので、糖質オフダイエットをしている人にもおすすめの食材である。

普段の食事から栄養を摂ることを心がけているというニコール。でも不足しがちな栄養素も。特に撮影で出張に出ているときには健康的に食べることが難しいそう。「そういうときにはマルチビタミンのサプリを飲む。理想と現実のギャップを埋めるためにね」。忙しいときには多少の妥協も必要、というのが美と健康を叶えるための秘訣みたい。

スリムな体型を維持するためにはやはりエクササイズも欠かせない。父親がマラソンを趣味にしていたこともあり、彼女も小さい頃からジョギングを始めたそう。「ランニングマシンを使うのは退屈だから自然の中を走る方が好き」とニコール。ナッシュビルにいるときには自宅近くの森の中を走っているそう。「シドニーに帰ったときにはビーチを走る。とても美しいから」。他にもヨガとスピニングを取り入れ、毎日軽くても体を動かすようにしているそう。エクササイズも体にいい食生活も一時だけではなく、一生続けることが大切。そのために自分が楽しめること、無理なくできることを大切にするポリシーが彼女の美しさ、そして忙しい毎日を支えていると言えそう。

ニコール・キッドマン
今から約17年前のニコール・キッドマン。2003年に公開された『めぐりあう時間たち』では、イギリスの小説家ヴァージニア・ウルフを演じ、アカデミー主演女優賞を受賞した。
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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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