反り腰・前ももの張り・背中のこり…改善しないその症状、肋骨の硬さが原因かも?肋骨ほぐし動画
反り腰や前ももの張り、背中のこりなど、改善すべくヨガやストレッチをしてみてもなかなか改善できないならば、それは肋骨の硬さが原因かもしれません。その理由と改善方法について説明します。
肋骨が硬いと反り腰になる理由とは?
肋骨の硬さについて、普段は意識していないかもしれません。しかし、肋骨の硬さは私たちの体に様々な影響を及ぼすのです。その代表が反り腰です。肋骨が硬くなると、肺に空気を取り入れにくくなり、どうしても呼吸が浅くなってしまいます。その呼吸の浅さを改善しようと、私たちは無意識に腰を反った体勢をつくることで、肋骨を開こうとします。これが反り腰へと繋がってしまうのです。
反り腰が引き起こす影響
それでは、反り腰になると体にどのような影響があるのでしょう?以下は、反り腰が引き起こす影響の例です。
・太ももの前側が張る
・背中のこり、痛み
・ふくらはぎが張る
・お尻が出っ張る
・肋骨が開く
これらを改善するためにも、肋骨の硬さを改善する必要があります。
肋骨の硬さを改善する方法とは?
肋骨が硬く、開いた状態にある方は、以下のマッサージと呼吸法を行いましょう。
肋骨マッサージ
1. 両手で肋骨部分を軽く触ります。
2. 両手で円を描くようにやさしくマッサージします。1分程度行いましょう。
肋骨を締める腹式呼吸
1. 両手を肋骨部分に当てます。
2. 手を軽く当てたまま、息を吸いながら腹部を膨らませます。
3. 息を吐きながら両手でサポートしながら肋骨を内側へと締めます。5〜10呼吸繰り返しましょう。
動画を試してみましょう
次の動画で一緒に試してみましょう。動画の後半では反り腰改善法もご紹介していますので、通して行うとより効果的です。週に3回を目標に行ってみてください。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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