お尻や太ももが大きい【洋梨型肥満】が痩せにくい理由【痩せ効果を上げる股関節ヨガストレッチ】

 お尻や太ももが大きい【洋梨型肥満】が痩せにくい理由【痩せ効果を上げる股関節ヨガストレッチ】
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2021-07-26

ダイエットしていても下半身は大きいままで全然痩せない…そんな悩みを抱えていませんか?股関節ストレッチによって、太ったままの下半身が痩せ体質に変わるかもしれません。今回はダイエットのための股関節をストレッチするヨガポーズを紹介します。

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下半身が大きい【洋梨型】が女性に多い理由

骨盤周辺や太もも周辺に分厚い脂肪のかたまりが出来ていたら、下半身に皮下脂肪が蓄積しやすい洋梨型の体質かもしれません。洋梨型になりやすいのは男性よりも女性の方で、脂肪によって下半身が丸みを帯びます。そもそも、男性よりも女性のほうが脂肪は蓄積しやすく、女性は妊娠、出産、さらに子どもを養っていくためにエネルギーとして脂肪を蓄えるように出来ているためだと考えられています。脂肪部位も胸、下腹、そしてお尻や太ももの外側、内側に付きやすく、本来であれば脂肪は私たちの生命を維持するための大変重要な役割を担っているものの、現代のように飽食の時代では必要以上に脂肪が蓄積してしまい、お尻や太ももが肥大化してしまいます。

下半身の脂肪がなかなか燃えない…その理由とは?

ダイエットしている人の話を聞くと、体重も体脂肪も減ってはいるのに下半身の見た目がさほど変化していないという方が多くいます。基本的に、体に蓄積した体脂肪を落とすのには筋トレや有酸素運動、食事の管理が必要です。この中で、最も手っ取り早く実践できるのが食事の管理(制限)です。食事管理を行えば体重や体脂肪は徐々に減っていき、ウエスト痩せは比較的早く実感できると思います。しかしそれでもお尻と太ももの大きさは変わらないというケースが多いです。腹部に付く脂肪が内臓脂肪型と呼ばれ、お尻や太ももなどに付くのが皮下脂肪型と呼ばれます。内臓脂肪に比べ、皮下脂肪は一度付くとなかなか落としにくい性質を持っているので、脂肪を落とすのに時間がかかるのです。しかし、落ちにくいとはいえこの部位の脂肪燃焼が出来ないわけではなく、日ごろ運動で下半身をしっかり動かし血流を良くしておくことが大切です。さらに脂肪を増やす原因となる脂質を食べすぎないように食事の摂取バランスを意識し続けることも重要です。

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君嶋瑠里

君嶋瑠里

2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得



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