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簡単「豆花(トウファ)」レシピと美容・便秘に良い薬膳的おススメのトッピング
豆花(トウファ)とは?
台湾で人気のスイーツ「豆花(トウファ)」。近年、日本でも注目を浴び始めているので、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
豆花(トウファ)とは、豆乳に石膏粉(硫酸カルシウム)を加えて凝固させたプリン状のものをベースに、フルーツ、さつまいも、ナッツ類、タピオカ、あずきなどをトッピングして、ほんのり甘いシロップをかけたスイーツです。夏はかき氷を添えたり、冬は温かくして食べたりもします。
とってもヘルシーで、トロっとして食べやすいので、夏の暑い日のデザートや朝食にいかがでしょうか。
「豆乳」の薬膳的効能と栄養学
●中医学における「豆乳」のはたらき
- 肺を潤し、痰を取り除く。咳や痰、喉の渇きに
- 利尿作用
- 潤して便通改善。コロコロ便秘に
●栄養学における「豆乳」の成分
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大豆タンパク質
ー体内での吸収・分解に、牛乳などよりも時間がかかることで満腹感を得やすい。間食予防としてもダイエットの強い味方です。その他、血清コレステロールの低下作用、血小板の凝集性の抑制作用など、全身の血流改善に役立つといわれています。
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イソフラボン
ー植物性化合物でポリフェノールの一種で、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしていることで注目を浴びています。加齢に伴い減少してしまう女性ホルモンの代替ホルモンとして、骨の健康維持にも期待されています。
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サポニン・レシチン
ーともに血液中のコレステロールに働きかけます。サポニンは、中性脂肪などの血液中の余分な脂質を洗い流してくれるため、肥満予防によいといわれています。その他、アンチエイジングに欠かせない抗酸化作用があります。
レシチンは、コレステロールを乳化して肝臓へと運び排泄させるため、動脈硬化を予防する効果があります。高血圧や認知症の予防にも効果が期待されています。
簡単ヘルシー台湾スイーツ「豆花(トウファ)」レシピ
1)下準備
豆乳(250ml)を耐熱容器に入れてレンジで85℃以上に温め、ハチミツ(大さじ1)、ゼラチン(5g)を入れてかき混ぜて溶かします。粗熱をとったら3時間以上冷蔵庫で冷やして固める。
※ゼラチンは商品パッケージなどの使用方法に従ってください。
※今回はご家庭で使いやすいゼラチンにしましたが、本場では石膏粉を使用します。お好みの方はぜひチャレンジしてみてください。
2)豆花(トウファ)は完成!
簡単ですよね。ここからトッピングしていきます
3)トッピング
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サツマイモ
・・・胃腸を元気にして消化促進が期待できます。また、「補気」作用があるので、元気も補ってくれます。何よりも、豆乳の甘みとサツマイモの甘みの相性がいいのでおススメです。
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ナッツ類
…今回は、クルミを使用しました。クルミやアーモンドは老化に関わりの強い「腎」を元気にしてくれます。免疫力を高め、体を潤す作用があるので、慢性の咳や便秘にもおすすめです。
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ベリー類
・・・今回は、プルーンとクコの実を使用しました。ベリー類は美容に欠かせない「補血」作用があります。血をたっぷり作って、肌や髪に潤いとツヤを。また、内臓も潤してくれるので便秘にも良いです。
その他、バナナやミカンなどのフルーツ、小豆やタピオカなども定番のトッピングですので、お好みのものを試してみてください。
シロップを掛けたい方は、「ハチミツを足した甘いほうじ茶」を冷やしたものがおススメめです。
今回はプルーンを乗せたので、ベリー系の味で甘いシロップ・・・ということで、マキベリー・ビルベリー・ブルーベリーが配合されてる酵母ドリンクをかけてみました。代用品としては、ベリー系のジャムなんかも合いそうですね。
暑くて食欲がない時に、つるんと食べられる豆花(トウファ)はいかがでしょうか?
食事の代わりにする場合は、サツマイモやナッツなどをモリモリのせて、栄養不足にならないように気を付けてくださいね。
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