「どんなポーズでもカッコよくキマる!」アンジャッシュ児嶋もびっくり、意外なヨガポーズ習得のコツ
ヨガ愛好者のアンジャッシュ・児嶋一哉さんが、男を上げるアーサナをマスターしていく連載も、今回が最終回。最後は日本を代表するヨガマスター・綿本彰先生に、どんなポーズでもキマる極意を教えていただきました!
今回のテーマ「どんなポーズでもカッコよくキマるコツは?」
この連載でいろんな難ポーズに挑戦してきたけど、どんなポーズにでも活かせるコツがあったら知りたい!それはどうやら「内面」に秘密があるようで……。王道の戦士のポーズで、内面の変化が見た目にどう現れるのか、最終回はそんなヨガの奥義をマスターするゾ!
ヴィーラバッドラーサナⅡ
レッスンスタート!
【BEFORE】
フン!前のめり!!ガチガチ!!
悪くないけど…
しっかり立ってね!
わ~
ポイントは”笑いのツボ”です
ココを意識して…
”笑いのツボ”からスタート…
【AFTER】
伸びやか~♪そしてどっしり!
テレビでも披露する機会があるというヴィーラバッドラーサナⅡは、下半身の安定と上半身の解放が必須。指導前から綿本先生に「いいですね!」とほめられつつも、もっと伸びやかにポーズがとれるコツを教えてもらいます。まずは内面からこわばりを解き、筋力でカバーしなくても、少ない力でブレない軸をつくる丹田の意識から。「大声で笑うと下腹部の中心に力が入る、この“笑いのツボ”こそが丹田です!」と爆笑しながら和やかなムードで練習。そこから「花火がパーンと広がるように」呼吸に合わせて両腕を回し続けると、みるみる上半身も解放に向かいます。最後に再びポーズをとると、アライメントの指導なしでも下半身は大地に根付くように力強く、上半身は余分な緊張が抜けて見違えるほど優雅になりました!
成功のカギは?
❶ 揺るがない心と体軸を
❷ “笑いのツボ”を意識
❸ 型を破り自由に解放!
ブレない軸は心の安定感から。意識したい丹田は爆笑したときに力が入る場所で、笑うと自動的に緊張や不安、力みも解かれます。形を真似るより自由に解放しましょう!
ポーズや姿勢に滲み出る内面の安定と解放を実感
どんなポーズにも応用でき、内面の変化でポーズが上達する感動を児嶋さんが初体験!
「心模様が体に現れるって本当ですね。土台の強さも上半身の解放感も全然違ってビックリ! 実は最近、座り姿勢の悪さを直したいと思っていたんですが、丹田を意識するともっと楽に良い姿勢が保てそう!」と喜ぶ児嶋さんに、綿本先生が日常でも活かせるヒントを教えてくれました。
「姿勢もポーズも筋力で必死に正そうとすると疲れますが、丹田の意識だけで快適に。内面を整えると外面も変わる、それは日常でもお仕事でも同じです。心を整える効果を感じながら、今後もヨガを楽しんでくださいね!」
今回のヨガの感想は?
これまでできないポーズほど力ずくで無理にやることが多かったけど、ヨガは形じゃないし、丹田の意識でこんなに変わるとは……!「内面が外見に現れる」って、ヨガだけじゃなく仕事でも日常でも大事。毎回勉強になったこの連載、学んだことを今後も活かしていきたいです!
教えてくれたのは…綿本 彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長。父である同協会名誉会長、故・綿本昂師からヨガを学ぶ。1994年から日本のヨガ指導に大きく貢献する。現在はYouTubeでも瞑想/快眠動画を公開している。
児嶋一哉さん
1972年生まれ。俳優業でも高い評価を受ける。現在は、YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」も配信中。2008年にヨガを始め、2016年に本誌主催アワードで「ベスト・オブ・ヨギ」受賞。近著『おっさんずヨガ』(インプレス)、エッセイ集『俺の本だよ!!』(世界文化社)が好評発売中。
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