「え?バランスポーズがぐらぐらしない!」アンジャッシュ児島も変化を体感!ヨガが早く上達するカギ
メンズヨガの人気も高まる昨今、ヨガ愛好者のアンジャッシュ・児嶋一哉さんが、男を上げるヨガメソッドをマスターしていく好評連載。完成度を高める極意を男性講師陣に教わり、ヨガの楽しさを新発見していきます!
今回のテーマ「力強いパワフルなポーズをマスターしたい!」
腕力を使うアームバランスや、木のポーズみたいな片脚バランスはわりと得意なんだけど、もっと力強い男性的なポーズも挑戦したい……。そこで今回は「パワー」「バランス」「柔軟」の合わせ技が勝負になるヴァシシュターサナ、からのバリエーションに挑んでみるぞ!
ヴァシシュターサナのバリエーション
レッスンスタート!
今日のポーズはこれです
絶対ムリ~!
大丈夫です!
わき腹がつりそう…泣
体側を伸ばしましょう!
全身を伸ばしたら…
うぐぐ…
苦手な腿前もストレッチ!
足が上がりやすくなった!
コレ、得意かも!
いざ、挑戦!
コレからの~
コレ! できた‼
お手本ポーズに怖気づく児嶋さんとは対照的に、「脇腹と横尻を縮める強さが必要なので、まずは体側を伸ばしましょう」と爽やかに指導に入る浅野先生。ダヌーラーサナで前腿と腸腰筋、肩まわりを柔軟にした後は、得意の木のポーズもさらに安定感が増しました。自信がついたところで、まずはヴァシシュターサナに挑戦。プランクからダウンドッグになり、しっかり根づかせた左手に体重をのせると、意外とすんなりヴァシシュターサナが完成!さらに右膝を曲げて右足の甲を右手で掴んだら、高難度のバリエーションポーズもクリア!
成功のカギは?
❶ 腕はダウンドッグの形
❷ 足の小指側面で踏む
❸ 腸腰筋を伸ばしておく
肩の真下に手首をおくより腕はダウンドッグの形で前へ強く押し出し、左足の小指側の側面で床を踏んで脇腹を引き上げて。上の脚を掴めるように腸腰筋もほぐします!
意外なところがつった⁉繊細な拮抗バランスが鍵
今回のポーズは、力強さ、手脚の押し引き、腸腰筋の柔軟など、さまざまな拮抗バランスがちりばめられていました。
「バランス系は得意といいつつ横向きとなるとハードだろうなと思っていたけど、『あれ、意外とイケるな!』と、また自信がついた気がします。準備段階から脇腹がめっちゃつってたけど(笑)」
そう振り返る児嶋さんに、浅野先生からも太鼓判が!
「腰が落ちやすく、横向きで体を支える腹筋も必要なんですが、児嶋さんは体幹力が素晴らしい!力強さ・バランス・柔軟の3つが融合した男心をくすぐるポーズなので、ぜひ今後も練習して完成度を高めてください!」
今回のヨガの感想は?
腕力だけでも柔軟だけでもできないからこそ、達成感がすごい!最後は体が熱くなるくらい、全身の筋力を総動員したけど、この連載を続けるうちに鍛えられてきたのか、以前より体幹の支えが強くなった気が。準備運動をしっかりやりながら完成度を上げていきたいッス!
教えてくれたのは…浅野佑介先生
ヨガインストラクター。全国各地で指導。フィットネスジムのトレーナーだった経験を生かした、トレーニング系のクラスやメンズヨガクラスも好評。農業や米づくり、海とヨガを愛するサーフヨギ。
児嶋一哉さん
1972年生まれ。俳優業でも高い評価を受ける。現在は、YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」も配信中。2008年にヨガを始め、2016年に本誌主催アワードで「ベスト・オブ・ヨギ」受賞。近著『おっさんずヨガ』が好評発売中。
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