セックスに関することだけが性教育ではない|40代こそ学び直したい「本当の性教育」とは

 セックスに関することだけが性教育ではない|40代こそ学び直したい「本当の性教育」とは
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セクシュアリティ教育は、人権教育である

ある女性は、自分は最近、メディアで取り上げられているような性教育を受けてきてないから、夫婦間の性生活も気分じゃなくても夫に従うべきなのかなとか、そもそも断ってよいものと考えたことがなかったといいます。当たり前だと思っていたけど、このような教育を知らなくて損した気分。これからは、自分が嫌な時は嫌といえるように変えていきたいそう。この包括的セクシュアリティ教育は、人権教育とも言われていますが、知らないで受け入れていた我慢に気づけたり、望まないことを断ることができる知識も与えてくれます。また知ったことで、反省をしてしまうことがあるかもしれません。自責の念にかられる必要はなく、これから変えていけばいい。包括的セクシュアリティ教育、自分のために取り入れ、普段の生活でおかしいことに気づき、少しずつ変えていくことで自分の人生をもっとハッピーにできるかもしれません。

※「【改訂版】国際セクシュアリティ教育ガイダンス 科学的根拠に基づいたアプローチ」ユネスコ編(明石出版)

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小林ひろみ

小林ひろみ

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。日本性科学会会員。性と健康を考える女性専門家の会 理事。デリケートゾーンブランドYourSide、潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛について情報発信を行う。幅広い性交時の痛みに関する情報サイト「Fuan Free (ふあんふりー)」を運営。



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