「心の疲労」レベルをチェックしよう|いつも疲れているあなたへ|幸せホルモンを高める効果的な方法
「幸せホルモン」セロトニンの効果とは?
ストレスにさらされ続けると、脳内神経伝達物質のノルアドレナリンが過剰に分泌され、不安がこみ上げてきたり、イライラしやすくなったり、常に緊張していたりと心の状態が不安定になってしまいます。そのノルアドレナリンの過剰な働きを抑制してくれるのが、「幸せホルモン」と呼ばれる脳内神経伝達物質のセロトニンです。セロトニンは精神面での安定、意欲の向上を促してくれます。そのためセロトニンが不足していることによって、心の疲労が溜まってしまうのです。
セロトニンを増やすために必要なこと
セロトニンを分泌させるには健康的な生活習慣を送ることがとても大切です。朝起きてから日の光を浴びてみたり、適度な運動を取り入れてみたり、睡眠をしっかり取ってみたりなど、特別なことをするわけではありません。しかしながら、それでもストレスの多い生活の中では、なかなかそれを自然に行うのが難しいというのも現状です。セロトニンを増やす方法の中で、とりわけ効果を実感しやすいのが運動です。体を動かしたあとは心もすっきりした気持ちになります。ではいったいどんな運動法がいいのでしょうか?
セロトニンを増やすための効果的な運動法3つ
1.散歩やジョギングをしてみる
晴れた日は外に出て散歩やジョギングをしてみましょう。日光浴はセロトニン分泌にとても効果がありますし、散歩やジョギングは何より一番手軽に行える運動法です。
2.朝ヨガをしてみる
ヨガと言っても様々なものがあり、どんなヨガをやるべきか迷うと思います。ここでやりたいヨガは心身がリフレッシュができそうなものをチョイス。今日一日を元気に過ごすためにも、朝に行うのがおすすめです。ヨガ方法がわからないという場合は、YouTubeなどで「朝ヨガ」で探してみると色々見つかると思います。また気温が暖かくなってきたら外の自然が感じられる場所でヨガをしてみるのもより心と体がリフレッシュしていくのでおすすめです。
3.筋トレをしてみる
男性にとっては筋トレの方が続けやすいと感じられる人も多いのではないでしょうか。セロトニンを分泌する以外にも、筋トレにはメリットがたくさんあります。筋トレをすることによって基礎代謝量が上がるため太り過ぎを防止できますし、肉体の機能の維持にも欠かせません。精神面が安定し、ダイエットの成功も実現できるでしょう。筋トレは必ずしもジムに通わないとできないものでもありません。初心者さんは家で自重のエクササイズをするだけでも効果があります。
まとめ
今回は、慢性的なストレスによって生じる心の疲労と、それを緩和する「幸せホルモン」セロトニンの効果とセロトニンの分泌を促す運動法について紹介しました。心の安定のために運動が良薬になります。ストレスで悩んでる方、イライラや不安に駆られるという方はぜひ紹介した何らかの方法で幸せホルモンを高めてみませんか?
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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