極上のリゾート・モルディヴの"クローズドな"魅力とは#ここではないどこかへ思いを馳せて
海外旅行を楽しむ日常は、まだ少し先になりそう。自宅にいながら世界旅行をオンラインで楽しむ人々が増えています。 パスポートなしで好きな国へと気軽に飛べるエア旅行。今回は、YOGAの環境としても最高のモルディブの様子をお届けします。 船の上から海底が見えるほど透明度の高いエメラルドグリーンの海にはイルカやクジラが訪れ、ラグジュアリーなリゾートホテルにはゆっくりと深呼吸出来る環境が整っています。
アクセスに時間をかけるからこそ辿り着ける別世界
日本からモルディブまでのフライトは約12時間。首都マーレに到着してから、さらに小型機やボートに乗り換えプライベートリゾートを目指します。これだけ時間をかけても行く価値があるのは、それぞれの島独自のラグジュアリーなプライベート空間があるから。他の国のリゾートと異なるのは、そのクローズドな魅力にあります。
全体で約1200島、リゾート島は約130島。さらにローカル島(全て解禁済み)は200島。個人所有の島から洗練を極めた大型リゾートホテルがある島まで、その個性は様々。
基本的に1つの島に1つのホテルだけ、という場合が多いので、そのホテルのコンセプトによって島の雰囲気がガラリと変わります。各国のVIPがお忍びで訪れる島でロマンティックに過ごしたい、ファミリータイプのアクティビティが充実した島でマリンスポーツを満喫したい…理想の過ごし方によって滞在する島を選んで頂けます。
首都マーレから小型機での移動も醍醐味のひとつ
14人乗りの小型機には、パイロットシャツにショートパンツという南国ならではのユニフォーム姿のパイロット。
海の色は、鮮やかなエメラルド・グリーン。地上から熱帯魚やエイなどがゆったりと泳ぐ様子をクリアに見ることができます。まさに天然アクエリアム。
朝食はレストランでも頂けますが、部屋についているプールでフローティング・ブレックファーストをリクエストすることが出来ます。心地よい水の中で海を見ながらお召し上がりください。
バスルームからの眺め。バスタブに浸かりながら海を眺めていると、ときおり熱帯魚が泳いでいくのを見ることができます。客室にはライフベストが備え付けてあり、バルコニーの階段から直接海に降りて泳ぐことが出来ます。
しばし忙しい日常を忘れ心身を解放
船上で太陽の光をたっぷり浴びたら、お肌のメンテナンスも忘れずに。夕食の前のひとときにマッサージはいかが。目の前に海が広がるクラランスのスパで体の芯からリラックス。
お部屋にプロセッコが届くことも。モルディブはイスラム国なのでお酒の持ち込みは禁止されていますが、多くのリゾートホテルには世界各国から種類豊富なワインやリキュールが揃えられています。オール・インクルーシヴと呼ばれる宿泊代の中に食事やアルコールの代金が含まれるサービスを採用しているホテルも多く、滞在中はお財布を気にせずにワインのフリーフローをお楽しみ頂けます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
栗尾モカ
記者・漫画家。新卒で航空会社に就職。退社後、出版社に入り多くの企画に携わる。「ダ・ヴィンチ」で漫画家デビュー後、朝日新聞の社会見学連載、「TVタックル」モバイルサイトインタビュー、女性誌「STORY」の海外・美容取材など数多くの連載を担当。女性のウェルネスをテーマにしたコミックエッセイは、取材の経験がニュースソースになっている。シンガポールのメディアに再就職した際、締切と子育てに追われる中でインド・バンガロールにあるヨガ研究大学(Swami Vivekananda Yoga Anusandhana Samsthana / S-VYASA)により考案されたヨガインストラクター認定プログラムに出逢い、資格を取得。伝統的なヨガ哲学や、心身を癒すメソッドを学び始める。著書に「サロン・ド・勝負」「おしゃれレスキュー帳」(KADOKAWA)「女のネタ帖」(学研)などがある。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く