「吸って、吐いて」とポーズの動きがうまく合わない…どうしたら？

牛のポーズ（カウポーズ）＆猫のポーズ（キャットポーズ）

やり方

1. 四つん這いになって手を肩幅、脚を腰幅に揃える。
2. 息を吸いながらカウポーズへ。吸い終わる時と、目線と尾骨が斜め上を向いた時が揃うように。
3. 吐きながら背中を丸めてキャットポーズへ。吐き終わりと、背中を丸めきった時が揃うように。
4. 吸ってカウポーズへ戻り、同様に数回繰り返す。

早く動きすぎて、カウポーズで最後にあわてて目線をあげたり、キャットポーズで頭を急に下げて目線をおへそに向けることがないように注意しましょう。

橋のポーズ

通常はお尻があがった状態でキープしますが、呼吸に合わせて上げたり下げたりを繰り返してみましょう。

やり方

1. 膝を曲げて仰向けになり、足を腰幅に開いて、両腕は手のひらを下に向けて胴体の横に。
2. 息を吸いながらお尻を持ちあげ、息を吸い終わった時にお尻が一番高くあがり、顎がのどに近づく。写真のように手を組まなくてOK。
3. 腕を胴体の横に置いたまま吐きながら背中から少しずつ床に戻して、吐き終わりとお尻が着地する時を揃える。急いで背中を下ろさないように動きをコントロールしましょう。

お尻を高くあげようとしなくて良いので、呼吸に合わせられる範囲で動いてみましょう。

流れに乗って動く時は呼吸よりも動きが早くなりがちです。ポーズの終わりと吸う・吐く息の終わりを揃えることを意識すれば動きも丁寧になるので、ポーズの最中の体の動きに集中しやすくもなります。ヨガの最中の呼吸が難しいと感じたらぜひ試してみてください。

ライター／吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人にヨガを身近に感じてもらえることを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo 

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