「私には太った女の子のパワーがある」人気ドラマ女優が語る「自分の体を受け入れるヒント」

 「私には太った女の子のパワーがある」人気ドラマ女優が語る「自分の体を受け入れるヒント」
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長坂陽子
長坂陽子
2021-01-12

ドラマ「glee/グリー」のメルセデス役でおなじみの女優アンバー・ライリー。自分をポジティブに受け入れるためのヒントをファンにアドバイスしている。

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今年初めに雑誌『ピープル』のインタビューに答えたアンバー。アンバーは以前から自分の体型を「太め」だと語っている。昨年9月には「BGE」と題したシングルもリリース、「私には太った女の子(Big Girl Energy/BGE)のパワーがある」と歌っている。自分の体型をポジティブに受け入れている彼女は今回のインタビューでも、そのために実践していることを告白している。

自分の体型をポジティブに受け入れるためのヒント

アンバーは「まず自分に親切にすること」と語る。「答えを自分の外に求めないで。私は若い頃、自分の外に答えを求めるという間違いをしてしまっていたの」。自分以外の人の要望に自分を合わせようとしていたと語る。「34歳になった今もまだ自分について、自分の体型について模索している。でも自分に対して優しくもしている。"こういう体型にならなくてはいけない"と誰か他の人に求められることはないの。太っていても痩せていても、自分以外の人からこうあるべきという体型を押し付けられることはない」。

自分に優しくすることの1つが「時間をかけること」だとアンバーは語る。「あなたに向いていること、あなたのためになることをして。そして時間をかけること。最初からそんなに自信を持っている人はいないものよ。私から見れば美人で自信に満ち溢れている友達と話してみると、彼女たちもそれぞれ問題や不安を抱えているのがわかる」。自信がないのは誰でも同じ、それがが普通なのだというのがアンバーの見方。「だから自分を追い詰めないで、自分に忍耐強く接してあげること。優しい言葉をかけてあげて。あなたの母親や姉妹、親友が誰かからこういうことを言われたら嫌だな、と思うようなことは自分にも言わないこと!」。

グリー
2011年、ビバリーヒルトンホテルで開催された第68回ゴールデングローブアワードのプレスルームで、ナヤ・リヴェラ、ヘザー・モリス、コリー・モンティスら『グリー』のキャストたちと「グリー」ポーズ。photo by Getty Images

自分に優しくすることは選択肢ではなく「マスト」なことだというアンバー。「やりたくなくてもやらなくてはいけないことよ。自分を愛し、自意識をもち、自分の体を大切にすること。それが自分に自信を持って生きる方法なの」。2021年をポジティブに生きるために、彼女のアドバイスを参考にしてみて。

ライター/長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。

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