ありのままの自分を受け入れ愛するために|専門家が推奨「セルフ・コンパッション」3つのやり方
セルフ・コンパッション3つの実践
自分をさらに愛するために、専門家たちも認めるとっておきの方法を紹介しよう。
自分を親しい友人のように扱う
タフな一日を送っているときや悩んでいるとき、友人か親しい家族が、あなたとまったく同じ問題を抱えて訪ねてきたと想像しよう。そして、彼らになんと言うか自問してみよう。次に、それらの言葉、トーン、ボディランゲージを自分に向けてみよう。「最初は自分に向かって"大丈夫、私がいるから"と話したり考えることに違和感を覚えるでしょう。でもそれが習慣になると、絶えず自己批判したり自分をけなすことがなくなります」とネフは言う。
自分を悩ませるものに手紙を書く
苦しみに圧倒されそうなとき、クリパルのフトゥロンスキは、あなたを圧倒しようとする力と対話を持つことを勧めている。たとえばこんな風に手紙を書いてみる。「親愛なるアルーニ、私はあなたを圧倒しようとする力です。言っておくけど、これはやりすぎです。私にはこれ以上できません。とても怖いです。いったい何が起きてるのでしょう?」。それに対して、また返事を書く。「親愛なる私を圧倒しようとする力へ、確かにあなたの言うとおりです。辛いですよね。今後は1日に一度だけにしましょう」。調査によると、手紙は特に効果的なことがわかっている。ある研究で参加者たちに、1週間毎日自分への思いやりの手紙を書いてもらったところ、参加者たちの落ち込み度が3カ月間減少し、幸福感が6カ月間増し続けたと報告されている。
自分をいたわる
セルフタッチによってオキシトシンが放出されると、安心感が高まる。ネフは、さまざまなテクニックを試しながら、自分が最も安らぐ方法を見つけるように勧めている。両手をそっと胸の上においたり、自分を抱きしめたり、両手で顔を優しく包んだり、手をつなぐ感覚を得るために両手を握ったりしてみよう。
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