【ガチガチの大胸筋&前鋸筋をストレッチ】「胸板が厚くなる・バストアップ」を叶える即効メソッド
タオルロール
目的と効果:両手を後ろに回して肩甲骨を寄せ、大胸筋と前鋸筋を伸ばすストレッチ。大胸筋と前鋸筋の硬さが解消されると、肩を後ろにスムーズに引くことができ、胸板が厚く見えます。
やり方
1. バスタオル、またはチューブを用意。脚を腰幅に開いて立ち、体の前でバスタオル等を両手で持つ。バスタオルを持つ手の幅は、両手を後ろに回すことができる、いちばん狭い幅に。
2.肘を伸ばし、バスタオルを持った両手を頭上へ上げる。
3. そのまま体の後ろへ両手を回し、再び、頭上を通して元の位置に両手を戻す。5往復する。
NG
大胸筋、前鋸筋が硬いと、両手を後ろに回すとき、どちらかの肩を上げて力を逃がしがちに。肩が上がる場合は、バスタオルを持つ手の幅を広げ、両手をスムーズに後ろに回せるようにしよう。
NG
肘を曲げて両手を回すと、ターゲットとする胸元の筋肉を伸ばすことができず、ストレッチの効果を得られない。
効果UPのポイント:両手を後ろに回すとき、頭が前に出ないように気をつけ、背筋を伸ばし、頭をやや後ろに引くと大胸筋、前鋸筋をしっかり伸ばすことができる。
Before(左)
肩甲骨が横に開いて背中が丸くなり、肩が前に出た猫背の姿勢は、胸板を薄く見せてしまいます。胸板の薄さは、自信のなさや消極的な印象を与えることも。
After(右)
肩甲骨を寄せ、肩を後ろに引く姿勢を保てるようになると、胸が開いて引き上がり、胸板が厚く見えます。女性は、胸の位置が高くなり、スタイルアップに!
教えてくれたのは…清水 忍さん
インストラクションズ代表トレーニングジム〈IPF〉ヘッドトレーナー。一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)アドバイザー、全米スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/E-PC)、NESTA JAPANエリアマネージャー。メジャーリーガ、西武ライオンズや広島カープをはじめとするプロ野球選手のパーソナルトレーナーの他、トップアスリートのパフォーマンス向上をサポートしている。健保組合の糖尿病対策セミナーの指導者、スポーツ・医療系専門学校の非常勤講師としても活動。書籍の監修を務める、3Dアニメーションを用いて解剖学メソッドをわかりやすく学ぶ「ヒューマンボディラーニング~【入門】」好評発売中。僧帽筋の動画は、このオンライン講座より引用している。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く