肉のない精肉店?英国初ヴィーガン向け精肉店「Rudy’s Vegan Butcher」がオープン
ヴィーガンとは肉や魚・乳製品・はちみつといった動物性由来のものを一切食べない完全菜食主義者のことを指します。毎年11月1日は「世界ヴィーガンデー」。そんなヴィーガンの日にロンドンにオープンしたお店をご紹介します。
大豆ミートやグルテンミート…代替肉を売る精肉店
2017年ノースロンドンにあるカムデンタウンに、ロンドン初全ヴィーガンメニューのアメリカンダイナー(アメリカの食堂のようなもの)「Rudy’s Vegan Diner」がオープンしました。ハンバーガーやホットドック・バッファローウィング・ミルクシェイクを販売するレストランとして人気を集めています。
そして今回11月1日の世界ヴィーガンデーに合わせて、イズリントン地区に国内初となるヴィーガンのための精肉店「Rudy’s Vegan Butcher」がオープンしました。
ルディーズでは、すべて大豆やグルテンミートを原料とした代替肉から作られており、動物性のものは一切置いていません。
例えば、肉や乳製品を使わずに製造された植物ベースのスモークハムやサラミ・ベーコン・ソーセージ・レバーパテ・スクランブルエッグなどがあり、自宅でヴィーガンイングリッシュ・ブレックファストを作ることができるすべての材料が揃っています。
他にも自宅で簡単に作ることのできるDIYキットがオンラインで購入でき、イギリス国内は配送可能です。11月5日から始まるイギリス二度目のロックダウンにも人気が高まりそうです。
イギリスではこの5年間でヴィーガン製品の売り上げが4割ほど伸びています。クリスマスに向けて、ヴィーガンローストターキーも準備も行われているそうです。ますます注目が集まる代替肉、ヴィーガン志向ではない方も一度試してみたいものですね。
ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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