米・マクドナルドのヴィーガンバーガー、気になるお味は
近年、目覚ましい進歩を見せる食肉代替品。ついにあのマクドナルドもヴィーガンバーガーを取り扱うように。
マクドナルドが発売したヴィーガンバーガー、気になる味は
ビーフやチキンなど食肉に変わる食品として注目を集める代替肉。材料は大豆や野菜で最近では本物に負けない味や香りを楽しめるとしてアメリカでは人気を集めている。
そしてついにアメリカのマクドナルドも、この食肉代替品でできたパテを使ったバーガーをメニューに取り入れた。シカゴにあるマクドナルドの第1号店でヴィーガンバーガー「マックアロー・ティキ・サンドイッチ」をリリース。これはポテトと豆を使ったパテをサモサ風に味付け、赤パプリカ、トマト、卵を使わないトマトマヨネーズと一緒にバンズで挟んだもの。インドのマクドナルドで出されて好評を博してきたメニューだそう。マクドナルドは声明で「このメニューに多くの人が関心を示していました。長い間ベジタリアンに愛されてきたこのメニューをみなさんにお届けできてとても嬉しい」と発表している。
フィンランド、スウェーデン、イギリスでも!広がるヴィーガンバーガーの輪
この数年、マクドナルドはヴィーガンメニューの提供に熱心に取り組んできた。2017年末にはフィンランドとスウェーデンでも「マクヴィーガン」というヴィーガンバーガーの提供をスタート。これは大豆でできたステーキにマスタード、ケチャップ、卵を使わないソース、トマト、ピクルス、オニオンなどをバンズで挟んだもの。さらにフィンランドでは新しいヴィーガンバーガー「エル・ベゴ」の開発に取り組んでいる。これはサルサソースを使ったメキシコ風のものだそう。
これまではジャンクな食べ物の代表格だったファストフードのバーガーたち。これからは時代に合わせてヘルシー志向を強めていく可能性が大。ファストフードでバラエティに富んだヴィーガンメニューを手軽に素早く食べられる。そんな日も近い!?
ライター/長坂陽子
翻訳者、ライター。「ELLE GIRL」などに寄稿。
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