年齢と共に膣も骨盤底筋も老化する|膣を鍛える画期的なフェムテックアイテムとは?
フェムテックアイテムを使って骨盤底筋を鍛える
早坂「でも、骨盤底筋は筋肉なので、鍛えることができますよね?」
喜田「もちろんです。筋トレなので、何歳からはじめてもらっても大丈夫。膣圧の平均値は、大体20~25なのですが、膣トレを続けている50代の方は、60以上を叩き出しています」
早坂「すごい! それに骨盤底筋を鍛えるのは、女性にとって嬉しいことがいっぱいあって。尿もれ対策はもちろん、腰回りのラインがシュッとしまります。フェムテックが広がっていく中で、海外から膣圧を鍛えるグッズもたくさん入ってきて、膣トレもしやすくなりました」
喜田「重りの入ったボールを膣の中に入れて鍛えるものや、スマホと連動して、膣圧を計測できるものもあるので、うまく取り入れて鍛えるのもいいですね」
早坂「私は実際に膣を鍛え始めてから、生理の経血コントロールができるようになりました」
*経血コントロール……膣圧を意識的に利用して、経血の排出を自分の意志に合わせて行うこと。
喜田「生理アイテムも多様になっていますね。生理中は蒸れやすいのですが、経血カップや生理ショーツという新しいアイテムを取り入れることで、不快感やトラブルも減らせます」
顔と同じように、骨盤底筋も膣も老化している
早坂「喜田先生にお伺いしたかったんですが、デリケートゾーンをケアするにあたって、アンダーヘアってあった方がいいんですか? なくても大丈夫?」
喜田「下着をはかない時代なら、防御のために必要でしたが、今の時代なら私は不要だと思います。脱毛すると、お手入れがしやすくなるし、その反応がちゃんと見えてよろこびにもなります」
早坂「他に私たちが知っておいた方がいい、デリケートゾーンの知識ってありますか?」
喜田「あります。40代~50代の患者様で、パートナーと20年ぶりにセックスをすることになったが、痛くてできなかった。と言うお悩みが多いんですが、20代と違って、膣も年齢と共に変化してることを、自分の体なのにみなさん知らないんです」
早坂「私も乾燥が当たり前だと思っていたし……」
喜田「膣は老化で萎縮するんですが、膣が変化するという知識があれば、このようなトラブルは防げます」
早坂「知識があれば、自分でできることもあれば、専門のクリニックで治療も受けることができますしね」
喜田「はい。ご自分の将来の幸せのためにも、これをきっかけに自分の女性器を知る、洗う、悩みがあったら相談することができるようになって欲しいです」
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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