喉の痛みや喉風邪に!マクロビ養生食「葛蓮根」
夏の冷房や冬の暖房だけでなく、春秋も含めて空調設備が年中フル稼働の日本。風邪だけでなく、乾燥により喉に不調を感じることはありませんか?喉のトラブルは早めの対処が大切。今回は食べてケアする方法として「葛蓮根」の作り方をお伝えします。喉に違和感がある時は是非お試しあれ!
喉が痛い・声が枯れてかすれてしまう...ときにおすすめの対処法
こんにちは。日本ボイスヨガ協会代表の八田幸子です。「声で心を整える」をコンセプトに、声ヨガの指導者養成講座を主宰しています。
季節の変わり目は風邪を引きやすく、喉が痛い・声が枯れてかすれてしまう...といったご相談を多く頂きます。また風邪意外にも冷暖房による乾燥で喉がイガイガ、ザラザラして気持ち悪い...けれど、のど飴を舐めても変化がなく悩んでいる...という相談もよく受けます。声はコミュニケーションの要ですから、喉に不調があるとブルーになってしまいますよね。
喉の痛みは、早め早めの対処が大切!放置しておくと扁桃腺が腫れたり、起床時に声が出なくなったり、発熱につながることもあります。今回は違和感を感じた時、手軽に作れる「葛蓮根」をご紹介します!
なぜ「蓮根」が喉に良いのか?
蓮根に含まれる成分であるタンニンには、喉の炎症を改善してくれる「消炎作用」や、炎症を起こした血管を縮める「収れん作用」があります。また、ネバネバ成分のムチンは、鼻や喉の粘膜を強化してバリア機能を高めてくれます。そして意外にも、免疫力を高めるビタミンCがミカンの1.2倍!かつ蓮根はデンプン質が多いため、加熱調理してもビタミンCの栄養が失われにくいのです。
喉ケアの常備アイテム2つ
私が喉のケアのために常備しているのが「本葛」と「コーレン 」です。
本葛
葛粉にはサツマイモなど他のデンプンも含まれますが、本葛は葛根のデンプンを100%使用したものです。血行を良くして体を温めてくれるので、風邪の時にお粥がわりにもオススメ。整腸作用があるため胃腸が弱っている方にも優しい食材です。
コーレン
コーレンとは、蓮根粉末のことです。皮はもちろん節や根もまるごと入っているので、少量でも有用成分をしっかりと摂れます。理想は、生の蓮根をすり下ろして本葛と混ぜることですが、コーレンは粉末状で長持ちするため常備品として大変便利です。ササッと取り入れたい方は、そのままお湯でといて飲んでも大丈夫です。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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