「男の子を産むと人生がキラキラする」は本当か?#小さな違和感を声にする

 「男の子を産むと人生がキラキラする」は本当か?#小さな違和感を声にする
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社会派インスタグラムが人気の川村真木子さん。彼女が日々感じている「小さな違和感」を綴る不定期コラム連載がスタート!世の中にはびこる"普通"って、本当に"普通"なの?今回は「男の子を産むと人生がキラキラする?」という考察。

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男の子を産むと、愛情不足から解放される?

めちゃめちゃ個人的な考察なのですが、女性が男の子を産むとそれだけで一生愛情不足から解放される気がします。何故なら男の子は母親が大好き。いくつになっても「うちのおかん、割とキレイ」だと思っているケースが多く、なおかつ母親の料理は「最強」と思い込んでるケースも多発しています。

大昔、同棲していた恋人の母親が上京して、しばらく同じ屋根の下で過ごしたことがありました。1か月ぐらいでお母様が帰宅したあと、その彼が「ウチの母親って一緒に居ても全然気にならないでしょ。サバサバしてるからさ」ってめちゃめちゃ嬉しそうに、なおかつ100%本気のシラフで言われたときはタジろぎました。ついでにそのお母さんがよく作ってたハンバーグのレシピを「教えてもらったら?」って言われたのですが、作るところを横で見ていたら「レシピとかあるの?」ってぐらいほぼ手抜き。ソースはケチャップとお好み焼きソースを混ぜて作った、割と「普通の」レシピだったんですよね(笑)。

息子と母親が世界の中心

ちなみに男の子から見た父親は、生涯を通して基本的にちょっと鬱陶しくて、出来れば自分より下の立ち位置でいて欲しい存在。男の子にとってみると、母親と自分が世界の中心で「母がいて自分がいる」ってことなのかなと考えます。つまり、父親はオマケ。なんなら「不要」。父親がちょっとでも偉大だったりしたら、息子の方から父親に勝負を挑んで勝ち負けをつけにいくし、そうでもない父親の場合だと、初めから無視を決め込むパターンも多いようです。男の子にとって、母親の存在は超偉大。だから結婚相手が自分の母親に似てきた時に、男の子はその女性に「一生ついていきます」状態になるパターンも見てきました。それはそれで最強なんですよね。その域に入ったら多分無敵、旦那さんはあなたのことを「いつまでも綺麗」で「料理も上手い」「最強の妻」って位置づけているはずです。

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