太っていたら恋愛できない?恋愛に関する思い込みと脱却を考える|吉野なおのボディポジティブな生き方

 太っていたら恋愛できない?恋愛に関する思い込みと脱却を考える|吉野なおのボディポジティブな生き方
Nao Yoshino
吉野なお
吉野なお
2020-06-26
広告

例えば見た目の好みについて「スリムな女性が好き」「太っている女性は恋愛対象外」という男性も確かに居ますが、その彼がスリムな女性全員を好きになるとは限りませんし、何より必ず意中の女性と付き合えて交際し続けられるとも限りません。
つまり、もし好きな人のタイプが自分と違うタイプだったとしても、「私が○○だから愛されない」と思って落ち込んで自分で自分の自尊心を傷付ける必要はないということ。

RPGのように、誰でも何かの条件を満たすと目の前に新しいキャラクターが登場し、自動的にハッピーエンドルートになる…わけではないのが現実の恋愛関係。

『完璧に見える』芸能人やハリウッドセレブでも、実は恋愛で悩んでいたり、誰もが羨むラブラブカップルだったはずなのに突然別れてしまうことも多いのは、恋愛関係は、あくまで現実的な、人と人の繋がりから生まれるものだということをあらわしていると思います。

ダイエットを強要する男性と付き合った経験

一方、冒頭でも少しお話しましたが、今から10年以上前「デブが嫌いだから痩せて欲しい」と私にダイエットを促してきた恋人がいました。毎日の体重と食事内容をメールで送るよう言われたり、一緒にレストランに行っても「これはダメ、あれはダメ」と食事制限されたことは、非常にストレスでした。
彼は体型以外にも髪の長さやメイクや服装など何から何まで私を自分好みにカスタマイズしたかったようで、私がなかなか痩せられなかったり、メイクが思い通りじゃないとすぐにダメ出しして人格否定するような言葉を投げつけてきました。
無理なダイエットの果てに私は摂食障害になり、あれこれとコントロールされるうちに自分で物事の判断をすることが難しくなり、とにかく毎日が不安で焦燥感でいっぱいになっていきました。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事