ジェンダーは誰かが決めた"概念上のルール"でしかない|キレイな人の脳内 #3 エリカ・リンダー

 ジェンダーは誰かが決めた"概念上のルール"でしかない|キレイな人の脳内 #3 エリカ・リンダー
(C)2016, Serendipity Point Films Inc.
横山正美
横山正美
2020-06-25
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"声なき声の代弁者"として

プライベートでは動物と自然をこよなく愛し、健康的な食生活を心掛け、読書や音楽を好むなど穏やかに過ごすというエリカ。スウェーデンの大自然をこよなく愛し、その保護活動や人々のために力になりたい、と願っていたという彼女は現在ACCF(African Community & Conservation Foundation)のアンバサダーとして、アフリカの野生動物の保護のため、世界で啓蒙活動に尽力する“声なき声の代弁者“としての顔も持つ。

エリカ・リンダー
オフの時は静かに過ごすことが好きだというエリカ。自らを偽ることなく真っ直ぐに生きてきた彼女が放つ言葉のひとつ一つが、まるで”大自然の叡智”のように心に響く。(C)2016, Serendipity Point Films Inc.

 「幼い頃から自然や野生動物が大好きだったから、そのための知識を広めたり、啓蒙活動のために自分を役立てることが夢でした。こうしてACCFのアンバサダーとして活動が出来ることをとても光栄だと思っています」と、アンバサダー就任にあたりACCFオフィシャルインタビューにこう言葉を寄せている。

最後に、自分という唯一無二の存在を縛るあらゆるものから解放され、軽やかに生きるエリカに、人生を楽しむための秘訣を聞いてみた。

「ありのままの自分を受け入れること、いちいち細かいことを考えすぎないことが一番。それに、他人からどう思われているかなんて気にする必要はないし、自分ではどうしようもないことをあれこれ思い悩んでもいけない。自分に厳しすぎるのもダメ。人間の最大の過ちは、時間は有り余るほどある(=命は無限)と思っていること。本当のところ、無限の命なんてないでしょ。人生は一度きりだから、自分自身に正直であること。いつでもね」。

Profile:ERIKA LINDER(エリカ・リンダー)

エリカ・リンダー アンダー・ハー・マウス
(C)2016, Serendipity Point Films Inc.

1990年スウェーデン、ストックホルム生まれ。俳優・モデル。14歳の時にスカウトされ、モデルと同時に俳優としてのキャリアをスタート。ルイ・ヴィトン等のメンズ・ウィメンズコレクションではジェンダーフリーモデルとして出演。俳優としての出演作に『Below Her Mouth』(邦:アンダー・ハー・マウス 2016・カナダ)、『I AM THREE』(2020・日本)等。

エリカ・リンダー
エリカ・リンダー主演『アンダー・ハー・マウス』DVD発売中(発売元:バップ)

ライター/横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」「etRouge」(日経BP)「NikkeiLUXE」等のメディアでセレブリティインタビューを始めビューティ関連の執筆活動中。

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