年齢は常にただの数字に過ぎない理由

 年齢は常にただの数字に過ぎない理由
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ヨガジャーナル アメリカ版のエディターが、「ヨガジャーナル アメリカ版」3-4月号の取材現場で学んだことをシェアします。

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74歳で出産した女性、17歳の指導者...大切なのは「今を選び、生きること」

「幸福」というのは過去10年間で最も話題となったトピックだと思うのは私だけでしょうか?20代半ばから30代半ば、無数の本、ポッドキャスト、ドキュメンタリー、大学の講義を見たり、聞いたり、読んだりしてきましたが、それらの全てが幸福の概念を憧れや神秘的なものとして描いていました。誰かの背中を追いかけ、賞賛し、自分もきっといつか、と想像することでしょう。(フィンランドが世界で最も幸せな国だというのを聞いたことはありませんか?)

しかし、私はそれら全てを受け入れたくありません。研究者たちは一般的に人生の早い時期と晩年に幸福感が高まる「U字カーブ」の存在を指摘している一方で、私は「幸福」は結果よりも決定によるところが大きいと考えています。

もちろん、私たちは必ずしも環境を選ぶことはできません。しかし、私たちはその環境についてどう考えるか、自ら選ぶことができます。ライターのエイミー・ヘンケルさんは、研究者やウェルネスエキスパートたちのサポートを得ながら、幸福は年齢に関係なく、今すぐ手に入れることができることを探求しています。

結局のところ、年齢というのは扱いにくい概念です。先ごろ、次世代のヨギ特集として5人の若きヨガティーチャーたちに話を伺いました。彼らは世界的危機の中、大人への階段を進んでいます。そして、彼らはもうすでに大人たちが抱えるような様々な問題と向き合ってきました。不快なことを知らない幸せな無知というのは、もはや若者の特権ではありません。(そして私たちの多くも決してそのように育ってきていません)。

「ヨガジャーナル アメリカ版」3-4月号では、時代を取り巻く固定観念について詳しく調査し、年齢の数字を忘れ、今という時を真剣に生きるための実践方法を掲載し(願いを込めて)青写真を提供しています。

そのことを念頭に置いて、私たちは小グループのヨガ、ヨガと瞑想の旅行体験をスタートすることを発表できて嬉しく思います。新型コロナウイルスが収束したら、雄大な自然の中で、お互いのつながりに焦点を当てましょう。今年の後半、別世界であるセドナまたはスモーキーマウンテンで自然の英知のエネルギーに浸ってみませんか。74歳のマンガヤマ・ヤラマティさんは昨年インドで双子を出産しました。そして(言うまでもありませんが)17歳のグレタ・トゥーンベリさんは様々な国の指導者たちを魅了しています。大切なのは今、ということはもうお分かりですよね?

教えてくれたのは…リンゼイ・タッカーさん
ジャーナリストで「ヨガジャーナル アメリカ版」のエグゼクティブ・エディター。ポッドキャスト「The Yoga Show」 のホストも務める。Instagram@@linds.tucker

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Translated by Hanae Yamaguchi



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