結婚、出産...その選択はあなたが望んだこと?川村真木子×胎盤JD対談#モヤるのがおかしい?
胎盤JD:本当にその通りだと思います。うちの場合は、母親が専業主婦だったんですけど、あるときパートを始めようとしたら父がすごい嫌がったんですよ。母も子どもがいるから別れようにも別れられなくて。そうなると、男の人に自分の人生を100%預けてしまうのってあまりにもリスクが高いと思いました。私のまわりの友達の中には「就活なんかしないで結婚したい」「ハイスペックな人と結婚して人生安泰~!」みたいなこという子がホントに多いんですよ。もうちょっと自分軸で考えたほうがいいんじゃないって思いますね。
川村:例えばそのハイスペックの男性をつかまえて専業主婦になったとして、のほほんと過ごしている間に夫にほかの女性を好きになられて離婚を切り出されたら、もうそれで生活が終わりますよね。そういった意味でもリスクもかなり高いし、誰かにベットする人生って全然いいと思わない。絶対に自分が何か得意なこと見つけて自立した方がいいと私は思っています。専業主婦で離婚したら、お金の面でもめちゃくちゃ不利ですから。全部持っていかれますからね、日本という国は。それなのに若い女性が専業主婦っていうシステムにどんどん入っていくから不思議です。もっとたくさんの事例を見渡して、専業主婦として結婚生活に入ることにまつわるリスクをよく計算してから踏み切って欲しいと思います。
「結婚する・しない」も「出産する・しない」も自分で選択する人生を
――川村さんはご自身のキャリアと出産のタイミングは迷われましたか。
川村:出産に関しては自分の動物としての声を聞いたというか、とにかく子どもを産みたくなったんですよね。それが26歳の頃で、結婚もしていなかったし、キャリアという意味でもなんでこのタイミングで?っていう感じだったんですけど、生物として子どもを産みたくなったんです。街で小さい子を見かけると何故か気になるし、可愛く見える。このタイミングで子どもを産むことが自分にとってとても自然なことに感じられたんですね。で、当時付き合っていた彼氏に「子ども作りたい!」って相談して結婚してもらった感じなんですよね。
胎盤JD:自分の意思で妊娠・出産を決めたんですね。
川村:日本的な価値観で、まず順番的には結婚が先とかいうのは一切思わなかったです。それよりも自分の体の声を聞いて、出産するほうが自然だと思ったし、やっぱり40になって思うのはあの体力がある時期に産んでおいたから、キャリアも子どもも自然な感じで両立できたなと思っています。その後、子どもの教育に関して意見が合わなくなって29歳で離婚しましたけど。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く