結婚、出産...その選択はあなたが望んだこと?川村真木子×胎盤JD対談#モヤるのがおかしい?

 結婚、出産...その選択はあなたが望んだこと?川村真木子×胎盤JD対談#モヤるのがおかしい?
NATSUKI MINAMI

「女性らしく」という言葉が持つネガティブなインパクト。どこからともなく聞こえてくる「〜しなければならない」「〜でなければおかしい」という声。その瞬間は何か引っかかるのに、忙しさで受け流しているうちに麻痺してしまい、気づけば生きづらさを感じていませんか?社会派インスタグラムが人気のコラムニスト/バリキャリ金融女子の川村真木子さんと、現役女子大生で恋愛コラムが人気の胎盤JDさんによるスペシャル対談では、「モヤるのがおかしい?」をテーマに、普段流してしまいまがちな違和感や呪縛について話し合ってもらいました。今回のテーマは結婚と出産に関する違和感について。

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「結婚してはじめて一人前」という価値観が、日本には少し前まで確かにありました。しかし時代が変わった今も、独身者は「いつ結婚するの?」「そろそろ焦らないとやばいよ」という周囲のお節介に不快な気持ちになったり、結婚したらしたで「子供はまだ?」「早く産まないと手遅れになるよ」と畳み掛けられるように期待されたりといったことは、女性の生き方が多様化した今もまだ存在します。そういう声に振り回されて「結婚したら幸せになれる」という実体のない幻想を抱き、婚活に勤しむ女性もたくさんいます。「婚活市場」なるものがあり、年齢を重ねれば重ねるほど不利になるとされ、それが自身の価値であるように感じてしまい、自尊心を無くしてしまう女性も数多くいます。結婚したいという気持ちを否定するつもりはないけれど、それは本当に、あなた自身が望んでいることなのでしょうか?それとも、あなたの周りの誰かが望んでいることなのでしょうか?Twitterで大人気の現役女子大生コラムニスト・胎盤JDさんと社会派インスタグラムが人気のバリキャリ女子にして一児の母、川村真木子さん。悩める女性の味方として日々メッセージを発信しているおふたりが、結婚、出産について本音で語ります!

結婚をゴールだと思ったら人生大間違い

――女性にとって結婚や出産はライフスタイルが大きく変わる一大イベント。価値観が変わってきたとはいえ、結婚をして子どもを産むのが女性の幸せと、刷り込まれているところもありますよね?

胎盤JDさん(以下敬称略):まだ私はリアルに考えられていないですけど、まわりの友達と話すといつか結婚するのが当たり前、子どもも当然産むものといっている子が多いですね。地元が田舎の方なので、地元の友達は若いのに子どもを産んでいる子もけっこういます。それを否定するわけじゃないですけど、仕事をしていなかったり、自分のやりたいことや目標が特にないと、何か情熱やエネルギーを注げる存在として子どもを産んで育てたくなるのかなって思いますね。もしも大学までいって就職していたら、こんなに早く子ども産んでいたのかなって。私ぐらいの年齢だったら、まず自分みがきとか、自分のやりたいことを頑張るのが大事で、男を追っかけてるばかりじゃだめだよって個人的には思いますけど。

川村真木子さん(以下川村):私自身は、結婚はしてもいいししなくてもいいものだと思っているんですね。それよりも、自分が経済的に自立できているかどうかが大事。だからそもそも婚活っていう言葉自体嫌いなんですけど(笑)。婚活して結婚がゴールみたいに思っていると人生大間違いだと思います。結婚してからも相手が仕事で失敗して全財産を失うようなイベントがあるかもしれないし、突然浮気されるかもしれない。実はDVだったり子育てに無関心だったりするかもしれない。相手の人生にくっついていくのはリスクが高い上に、自分の人生ってものがかなりつまらなくなってしまうと思うんですよ。

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Text by Mayumi Hasegawa



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