TikTokはヨガのイメージをどのように変えるのか
60秒の動画が次世代のヨギーたちを育んでいる。
TikTok(ティックトック)は、Vine(ヴァイン)の簡潔性とYouTubeのストーリーテリング性を兼ね備えた中国発の動画共有アプリだ。ヨガ動画を中心に投稿するクリエーターたちは、最大60秒の動画で難易度の高いポーズやパートナーヨガに取り組む姿をシェアし、彼らが上達していく様子を見守る視聴者たちに愛を広めている。
100万以上の「いいね」を獲得したヨガ動画
ヨガが、現代テクノロジーで独自の存在感を放っているのは、この古代プラクティスが最先端のメディアを通じて成長し、拡大し続けているためだ。
TikTokで@ProYogaExpartsとして知られる22歳の二人組、ボリ・パリハーとディビヤンシュ・シャーマの例をあげよう。彼らのリズミカルなヨガ動画は、累計100万以上の「いいね」を獲得している。「TikTokではフォロワーでなくても誰もが動画を見られるので、良いコンテンツであれば平等に評価される」と二人は考えている。ここが他のアプリとは異なる点だ。
クリエイターのフォロワー数にかかわらず、コンテンツが認められて「おすすめ(レコメンド)」に表示されれば、一気に拡散される可能性が高まる。このインフルエンサー時代にオンラインプレゼンスを高めるには特に効果的だ。 「TikTokのアカウントはInstagramやYouTubeと連携できるので、他のソーシャルメディアでのフォロワーも増やせるからだ」と ProYogaExpertは説明する。
数字で知るTikTok
・世界中でのダウンロード数は15億
・アメリカのユーザーの60%が16〜24歳。
・#yogaのハッシュタグの閲覧者は11億人
・月間アクティブユーザー数は5億人。Twitter(3.3億人)Snapchat(2.1億人)よりも多い。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く