LIFESTYLE
「何年もしていない…」セックスへの焦燥感と女性の価値とは#大人こそ知りたい性のこと
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セックスは本当に必要か?
「セックスは、挿入することだけではありません。本来ならカップルの数だけ、セクシュアルなコミュニケーションのスタイルがあるはずです。もしパートナーと性衝動のタイミング合わない、パートナーがいなくても性衝動があるなら、マスターベーションもあります」と金子先生。
セックスは、必ずしも必要ではない。自分の欲求が何かをしっかり知ることで、自分だけの快適なセックスライフが見つかりそうです。
「セックスで悩む人は多いけれど、セックスだけが豊かになっても、人生がトータルで幸せになれるわけではないでしょう。セックスするもよし、しないもよし、それぞれに素敵な形があるでしょう」(金子先生)
パートナーがいるなら「二人のセックスの意味」を。シングルの場合は「自分にとってセックスの意味」を考えればいい。「長い間セックスをしていない」という劣等感を抱かなくてもいい。「セックスがない自分は女性として魅力的ではない」という呪縛に苦しめられなくてもいい。性への固定観念や周囲からの目を気にして生きるのではなく、自分自身の心と体、自分とパートナーとの性について向き合うだけで良いのです。呪縛や劣等感から自分を解放し、自分らしいセクシャルライフを送れるよう願っています。
教えてくれたのは...金子和子先生
日本性科学会 理事。臨床心理士。日赤医療センターで、30年以上セックス・セラピストとして勤務後、現在は「日本性科学会カウンセリング室」および「主婦会館カウンセリング室」でカウンセリングを行ない、多くの性の悩みの解決のサポートを行なっている。
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