運動=ダイエット、だけじゃない!プラスサイズモデル吉野なおの考える#ボディポジティブな生き方
体を動かすことに対するイメージが変わった
運動に対してはずっと苦手意識や「苦しいもの」「ダイエットのためにするもの」というイメージが強かったのですが、仕事や生活の中で抱いたストレスやモヤモヤから一旦離れて、心と体がリフレッシュすることがこんなにも気分が良いことだったんだ!とヨガを通して知ることができました。
その後は、ヨガクラスで周りを過剰に気にすることもなくなり、大人数クラスも行けるようになりました。今は家で時々ヨガをするぐらいですが、ヨガで自分の感覚に集中する心地よさは、もっと多くの人にも知ってもらいたいと思っています。
(とはいえ、「ヨガやってみたけど合わなかった!」という人もいると思うので「すべての人にオススメ!」「無理してでもやった方がいい!」とは言いません)
自分の感覚を優先してみて
かつて私も、痩せるために「ご飯は○グラムまで」「○○を食べると○カロリー」「○分走ると○カロリー消費」という数字にとらわれすぎて、うまくできないと自己嫌悪を繰り返し、「~ねばらない」を優先していった結果、自分主体の感覚を失っていた時期があります。
でも、人間には感情や心、社会的な生活がある中で、厳密な数字をもとに生きていくことは難しくて当然なことでした。
ダイエットのために一生懸命にやる運動も良いけれど、からだを心地良く動かすことで心がリフレッシュし、その心がまた体や表情にあらわれていくこともあります。
日常に追われ、偏った考えで頭がいっぱいになってしまった人は、時にはシンプルに、自分の感覚を味わうことを優先してみるのはいかがでしょうか?
ライター/吉野なお
プラスサイズモデル。雑誌『ラ・ファーファ(発行:文友舎)』などでモデル活動をしながら、摂食障害の経験をもとに講演活動やワークショップなども行っている。
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