シンガポール発|ヨガスタジオを安心感で包んでくれる“あるもの”とは

栗尾モカ

シンガポール発|ヨガスタジオを安心感で包んでくれる“あるもの”とは

栗尾モカ
栗尾モカ
2020-03-23

密室のスタジオで行われることが多いヨガ。スタジオ内は清潔を保ち、いつも爽やかにしておきたいものです。筆者の通うインド人講師によるシンガポールのヨガスクールは、室内の空気や床がいつもさっぱりと整えられており、清々しいです。生徒が各自すすんでマメに拭き掃除をしていることも理由の一つですが、そこには、ある工夫がありました。

スタジオを囲むように植えられたニームの木

その工夫とは、ヨガスタジオのあるビルを囲むようにニームの木が植えられていること。風が吹くたびにニームの葉を揺らした空気がスタジオにスーッと入り、反対側の窓から抜けて行くのです。ニームは「アザディラクチン」という虫除けの効果が高い成分を含んでおり、動物や人間には無害という嬉しい効果があるとのこと。

ニームの種や樹皮からオイルを採取した絞りかすはニームケーキと呼ばれ、土に潜む害虫を駆除できるので、インドでは以前から自然な土壌改良材として使われていたそうです。一年中高温多湿なシンガポールですが、スタジオ内に虫が入ってきているのを見たことがありません。ヨガスクールの校長のマノジ氏は、講義の際に窓の外の木を眺めながら「ニームには健康を保つための様々な効能があります」と、説明してくれました。日本でも苗木を購入できるそうなので、ヨガスタジオの守り神として、育ててみるのも良いかもしれません。

ニーム
木高は15〜20mに成長するので、3階に位置するヨガスタジオの窓からちょうど見える位置で葉を茂らせています。/photo by Moka Kurio

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