生理中の女性が参加!「womb yoga」がシンガポールで人気の理由
女性の身体には、周期によって様々な変化が訪れます。特に「生理期」は下腹部痛や腰痛、冷えなど様々な不調に悩む方も少なくはないかもしれません。女性が人生の半分近くの間、毎月数日間付き合うともいえる「生理」。「たった数日間の辛抱だから...」と痛みや不調を堪えているというのであれば、ぜひおすすめしたいのが「womb yoga」です。
生理は恥ずかしいこと?
「アイスクリーム食べたいね」
「いいね。けど今日はパスしておくわ」
「あ、もしかしてアレなの?」
「...うん」
生理について友達と交わすことと言えばこんな会話が一般的かもしれません。大抵の場合は男性が近くにいない女子のバスルームで。
本当はもっと話したい。けれど、なんだか恥ずかしい。そう感じている人はきっと多いはずです。
生理中の女性に寄り添う『womb yoga』とは
筆者の住むシンガポールでは昨今、女性のための「womb yoga」というヨガが話題になっています。「womb」とは「子宮」を意味する言葉。「womb yoga」とはつまり「子宮ヨガ」という意味。参加者の大半は、生理期間中に当たる女性たちです。
「womb yoga」のクラスでは、ただヨガをするだけでなく、自分の生理にオープンになることが他のヨガクラスとの大きな違いです。
「生理が最近は不規則で...」
「私は今日は生理2日目です」
「出産をしてからまだ生理は再開していません。まだ授乳中なので、正直再開してほしくありません」
自分の生理については詳しく語る人もいれば、そうでない人も様々。それでも、女性の多くが生理時期に何らかの不調を抱えていることに、何とも言えぬ安心感を感じるかもしれません。
なぜ自分の生理にオープンになる必要があるのでしょうか。 それは、自分の生理からくる身体の不調や悩みを似たような境遇の同士達と共有して解決したいから。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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